収益事業、地域包括支援センター、特別養護老人ホーム(介護福祉サービス)、独自定義の公益事業、老人デイサービスセンター(認知症対応型)、老人デイサービスセンター(通所介護) ほかを運営。
どんな団体か
ここでは、妊娠中の人や子育て中の母親、父親に向けて、「安心・つながり・たのしみ」を言葉にして届けています。中心にあるのは「きずなメール」という取り組みです。妊娠週数や子どもの月齢に合わせて、その時期に合った内容を継続して配信します。
向き合っている社会課題
この団体が見つめているのは、「孤育て」と呼ばれる状態です。これは、子育てをひとりで抱え込んでしまうことです。相談相手が少ない。地域とのつながりが薄い。困っても、どこに頼ればいいのかわからない。そんな状況が重なると、不安や疲れは深くなっていきます。 その先には、産後うつや、子どもへの不適切な関わりにつながるおそれもあります。不適切な関わりとは、子どもを強く傷つける行為だけを指すのではありません。追いつめられた大人が、余裕を失ったまま子どもに接してしまうことも含まれます。個人の努力だけでは防ぎにくい問題です。 課題が続く理由の一つは、子育ての悩みが外から見えにくいことです。家の中で起きるため、周囲が気づきにくい。支援制度があっても、情報が届かなければ使えません。支援を受けることに遠慮を感じる人もいます。つまり、制度があるだけでは足りず、届き方まで考えなければならないのです。
主な活動
この団体の活動は、日常の中に自然に入り込む形で組まれています。 妊娠期や子育て期に合わせたLINE・メール配信 自治体や医療機関と連携した事業の実施 多言語化や海外展開など、届く人を広げる取り組み 原稿の見直しや編集会議を通じた内容の改善 地域とのつながりや相談先の情報発信 大事なのは、ただ情報を送るだけではない点です。たとえば「今の時期はこういう変化がある」「不安になるのは珍しくない」と言葉にされるだけで、受け取る側の気持ちは少し軽くなります。必要な知識と、気にかけられている感覚。その両方を届けているのが、この活動の意味です。 また、自治体や医療機関と協力しているため、個人の善意だけに頼らない仕組みになっています。2024年8月時点で、35の自治体と2つの医療機関に導入されているという実績からも、地域の支援として広がっていることがわかります。
特徴
似たように見える子育て情報は世の中に多くあります。けれど、ここが特徴的なのは、「一度きりの情報提供」で終わらないことです。必要な時期に合わせて、毎日、または継続して届く。そこに、この活動の強さがあります。 もう一つは、言葉そのものを丁寧に見直していることです。最近は、子育てにおける男女の役割の偏りにも目を向け、原稿の表現を整えてきました。何気ない文章でも、「世話をするのは母親が前提」と読める表現は、読む人を知らないうちに追いつめることがあります。そうした細部まで手を入れているのは、支援を本当に届くものにするためです。 さらに、この団体の働きは家庭の中だけにとどまりません。自治体や医療機関と組むことで、地域の見守りの形そのものに影響を与えています。研究や学びの場につながる発信も続けており、子育て支援を「個人の頑張り」ではなく「社会のしくみ」として考え直す動きにもつながっています。 支援や関わり方 社会課題に関心があっても、自分に何ができるのか見えにくいことがあります。けれど、この活動への関わり方は、特別な経験がなくても想像しやすいものです。 たとえば寄付です。少額でも、届ける言葉を継続する支えになります。こうした仕組みは、一度作って終わりではありません。原稿の改善、配信の運用、連携先との調整など、地道な仕事の積み重ねで成り立っています。 子育て中の知人がいる人なら、こうした取り組みの