サービス付き高齢者向け住宅事業、保育所型認定こども園、児童厚生施設(児童館)、地域子育て支援拠点事業、地域密着型サービス事業(地密型通所介護)、地域密着型サービス事業(夜間型訪問介護) ほかを運営。
どんな団体か
この団体の中心にあるのは、子どもたちが夢や希望を持ち、自分で道を切り開ける社会を目指すという考えです。言い換えるなら、誰かに決められたレールをただ進むのではなく、自分で考え、選び、動ける人を育てたいということです。
向き合っている社会課題
日本は豊かな国だと言われます。けれど、子どもたちの育ちがそのまま安心につながっているとは言い切れません。自分に自信を持てない。失敗を強くこわがる。お金や仕事のことを学ぶ機会が少ない。こうした状態は、成長するほど重くのしかかります。 たとえば、何かに挑戦したい気持ちがあっても、「失敗したら恥ずかしい」と思って動けない子がいます。家でお金の話をする機会が少なく、働くことや暮らしの成り立ちを実感しにくい子もいます。大人から見れば小さな不安でも、子ども本人にとっては、自分の未来を狭く感じる理由になります。 課題が続く背景には、学校だけではカバーしきれない部分があります。点数で見えやすい力は評価されやすい一方で、考える力、伝える力、人と協力する力は、実際の体験の中で育つ面が大きいからです。家庭の事情や地域差によって、体験の量にも開きが出ます。 この団体が向き合っているのは、単なる「体験不足」ではありません。子どもが社会と出会う機会の差であり、自分にはできるかもしれないと思えるきっかけの差です。そこを埋めることは、教育の話であると同時に、社会のあり方の話でもあります。
主な活動
活動は、子どもが実際に動きながら学べる形で組まれています。内容は幅広いですが、軸は一貫しています。 子どもだけでつくる架空都市「ぎふマーブルタウン」の運営 仕事を選び、役割を持ち、まちの中でやり取りをしながら社会の仕組みを学ぶ取り組みです。働くこと、稼ぐこと、使うことがつながって見えてきます。 金融とキャリアを学ぶ教育プログラム 親子で資産形成を学ぶ講座などを通して、お金をこわがるものでも遠いものでもなく、生活に関わる知識として学べるようにしています。 職業や社会への関心を広げる企画 さまざまな仕事にふれたり、大人と対話したりする機会をつくり、自分の選択肢を増やしていきます。 保護者や地域との接点づくり 子どもだけでなく、見守る大人にも学びの場を広げることで、家庭や地域の中で挑戦を支えやすくしています。 こうした活動の良さは、知識を「教わる」だけで終わらない点にあります。自分で決めて、やってみて、うまくいかなければ考え直す。そのくり返しが、社会に出たあとも役立つ力になっていきます。
特徴
特徴のひとつは、キャリア教育、起業家教育、金融教育を切り分けずに結びつけていることです。仕事の話だけでも、お金の話だけでもなく、「どう生きるか」という大きな問いの中で考えさせている。そこに無理がありません。 もうひとつは、規模だけを追わず、体験の質を大事にしていることです。子どもが主役になれる設計があり、大人は前に出すぎません。失敗も学びに変える空気があります。だからこそ、消極的だった子が役割を見つけたり、初対面の相手と話したりする一歩が生まれやすいのでしょう。 実績面でも、経済産業省のキャリア教育アワード奨励賞を受けるなど、外からの評価を得てきました。けれど、本当に注目したいのは賞そのものではなく、活動が地域の教育や子育ての考え方に影響を与えていることです。子どもに何を教えるかではなく、どんな経験を渡すか。その視点を広げている点に、社会的な意味があります。 支援や関わり方 社会課題の記事を読むと、自分には遠い話だと感じることがあります。けれど、ここでの取り組みは関わり方が比較的わかりやすいのも特徴です。 寄付は、そのまま子どもの学びの場を支える力になります。大きな金額でなくても、続けて応援する人が増えることで、活動は安定します。ボランティアとして現場に入る関わり方もあります。子どもたちの挑戦を見守る役割は、特別な資格がなくても担える場面があります。イベントや発信を通して活動を知り