国内外の専門家やボランティアによる協力の輪を広げながら、主として開発途上国の人々の総合的な生活向上と環境保護に寄与することを通じて、地球上の人々が、平和でやすらぎのある生活を享受できる社会を創造することを目的としている。
どんな団体か
この団体が目指しているのは、生まれ育った環境に左右されず、若い人が自分の力を生かして社会に関われる地域です。設立は2024年4月。新しい財団ですが、掲げている目的ははっきりしています。
向き合っている社会課題
進学の壁は、学費だけではありません。入学金、教材費、通学費、一人暮らしの準備。進学には、想像以上に多くのお金がかかります。家計に余裕がないと、進学は「希望」ではなく「ぜいたく」に見えてしまうことがあります。 児童養護施設で育った若者には、18歳で生活の区切りを迎える人も少なくありません。頼れる家族が近くにいないまま、住まいや進学、仕事を同時に考えなければならない場合があります。ひとり親家庭でも、保護者が一人で生活を支える中、進学費用まで十分に用意するのは簡単ではありません。 そのうえ、動物看護や動物医療のような専門分野は、学ぶ意欲があっても費用の負担が重くなりやすい分野です。資格や実習が関わることも多く、途中であきらめる人が出やすい。社会に必要な仕事なのに、家庭環境によって入り口が狭くなる。このねじれが、見えにくいまま続いています。
主な活動
この財団の活動は、いくつかの軸に分かれています。 返済不要の奨学金の給付 進学を望む学生に対し、学びを続けるためのお金を支えます。借金として残らない支援なので、卒業後の不安を減らしやすい形です。 動物分野を学ぶ人材の後押し 動物看護、動物医療、動物ビジネスなどを学ぶ若者を対象にしています。好きなことを仕事につなげたい人にとって、大きな支えになります。 動物や自然とのふれあいイベントの開催 体験型の催しやセミナー、講演会も行っています。知識を広げるだけでなく、人と動物の関係を身近に考えるきっかけになります。 地域社会への働きかけ 高齢化や少子化が進む中で、人と犬がともに健やかに暮らせる地域づくりも視野に入れています。若者支援と地域の活力を、別々の話にしていない点が大切です。
特徴
特徴は、教育支援と「人と動物の共生」をひとつの流れで考えていることです。奨学金団体というだけでは終わりません。動物に関わる専門職を目指す若者を支えることが、地域で必要とされる仕事を育てることにもつながっています。 もうひとつの特徴は、支援の視野が広いことです。若者の進学支援に加えて、高齢者と犬の暮らし、飼い主の思いを次世代の教育支援へつなぐ発想も打ち出しています。福祉、教育、地域、動物との暮らし。この一見ばらばらに見えるテーマを、同じ地域の課題として結び直しているのです。 大げさな言い方をしなくても、この発想には社会的な意味があります。支援を「その場しのぎ」で終わらせず、学んだ人が将来の地域を支える側にもなっていく。そんな循環を、静かに設計しようとしているように見えます。 支援や関わり方 社会課題に関心があっても、何をすればいいのか分からない人は多いと思います。ここでは関わり方がいくつか考えられます。 寄付はそのひとつです。大きな額でなくても、進学を考える学生の背中を押す力になります。団体の活動を知り、周囲に話すことも立派な参加です。イベントやセミナーに足を運べば、人と動物の関係や地域の課題を、自分の生活に引きつけて考えやすくなります。 進路を考えている学生なら、こうした支援の存在を知ること自体が大切です。家計の事情で夢を小さくする前に、使える制度がないか探してみる。その行動が、将