保育所、有料老人ホームを経営する事業(介護付)、有料老人ホームを経営する事業(住宅型)、特別養護老人ホーム(地域密着型)、生計困難者に対する無料低額宿泊利用事業、老人デイサービス事業(地域密着型通所介護) ほかを運営。
どんな団体か
この団体が掲げる理念は、「自立型共生社会の実現」です。少しやさしく言えば、自分でできることは自分でやり、むずかしいところはおたがいに支え合って生きる社会を目指している、ということです。
向き合っている社会課題
障がいのある子どもが地域の活動に参加しようとすると、いくつもの壁にぶつかります。安全面への不安。支援する人の不足。経験がないことへの戸惑い。本人に力がないからではなく、受け入れる仕組みが十分でないために、機会が閉ざされてしまうことが少なくありません。 もう一つ見落とされやすいのが、家族の負担です。子どもの成長を願う気持ちが強いほど、親は休み方がわからなくなることがあります。外出や宿泊をともなう体験が限られると、家族はいつも緊張を抱えたままになりやすい。支援は本人だけでなく、家庭全体を見て考える必要があります。 さらに、障がいのある子とない子が日常の中で自然に関わる機会が少ないことも課題です。知らないままだと、相手を理解する前に距離ができてしまいます。その距離は、子どもの時期から少しずつ広がっていきます。
主な活動
同団体の中心にあるのは、長い歴史を持つキャンプ活動です。小学3年生から高校3年生までの子どもたちが、山中湖の自然の中で5日間を過ごします。生活をともにする中で、できることは自分でやり、必要なときは助けを求める。そんな基本を体で学んでいきます。 主な取り組みは、次のように整理できます。 障がいのある子とない子が一緒に参加する野外キャンプ 子どもに近い立場で関わるボランティアの育成 保護者の負担を軽くするためのレスパイトの提供 活動を継続するための会員制度や支援の仕組みづくり 大事なのは、ただ楽しい思い出をつくる場ではないことです。食事、移動、片づけ、仲直り。そうした小さな出来事の積み重ねの中で、子どもたちは他者と暮らす力を身につけていきます。
特徴
ここで印象に残るのは、「支える人」と「支えられる人」をきっぱり分けない考え方です。障がいのある子どもも、ない子どもも、それぞれ得意なことと苦手なことを持っています。だから、助け合いは一方向ではありません。その前提があることで、関わる人の目線が自然と対等になります。 また、活動の多くをボランティアが支えている点も特徴です。しかも、経験者だけを集めるのではなく、未経験の人も研修を通して受け入れています。福祉の専門職でなくても関われる入口があることは、社会との接点を広げるうえで大きいと思います。 50年近い積み重ねも見過ごせません。単発の催しではなく、続いてきた実践には、それだけ多くの信頼と学びがあります。子どもの成長だけでなく、家族の安心、若い世代の学び、地域の理解につながっている。社会への影響は、数字だけでは測れない種類のものです。 支援や関わり方 この団体との関わり方は、いくつかあります。参加しやすいのは会員として支える方法です。賛助会員は年会費が比較的入りやすい金額に設定されていて、活動の継続を支える土台になります。 時間を使って関わりたい人には、ボランティアという選択肢があります。子どもと近い距離で活動をつくる役割で、事前の研修も用意されています。経験がなくても参加しやすい形が整えられているので、福祉に詳しくない人でも一歩を踏み出しやすいはずです。 寄付や応援という形で支えるこ