がん患者及びその家族に対して、心理社会的サポートの提供に関する事業を行い、患者しいては社会に寄与することを目的とする。
どんな団体か
この団体の役割は、ひとことで言えば「支える人を増やし、支える仕組みを育てる」ことです。
向き合っている社会課題
社会課題の現場では、困りごとが目に見えやすい一方で、支える仕組みの弱さは見えにくいものです。 たとえば、地域で孤立する高齢者を見守る活動があっても、寄付が安定しなければ続きません。 子どもの居場所を守る取り組みも、資金や担い手が足りなければ縮小してしまいます。 日本では、寄付したお金がきちんと使われるか不安だと感じる人が多く、寄付を身近な行動としてとらえにくい傾向も残っています。 一方で、寄付は未来の社会への投資だと考える人は増えています。 つまり、気持ちはあるのに、安心して参加できる道筋が十分ではないのです。 日本ファンドレイジング協会 この課題が続く理由には、情報の不足だけでなく、学ぶ機会の少なさもあります。 子どものころから、社会のためにお金や時間を使う体験が少ない。 そのため、大人になっても「関わりたいけれど、どう関わればよいか分からない」という人が少なくありません。 日本ファンドレイジング協会
主な活動
ここでは、寄付が広がる土台をつくるために、いくつもの方向から取り組んでいます。 日本ファンドレイジング協会 ファンドレイザーの育成 資金集めの専門家を育てる資格制度や研修を行っています。 ただお金を集める技術ではなく、社会課題を伝え、人の共感をつなぐ力を育てる内容です。 日本ファンドレイジング協会 社会貢献教育 子どもたちが寄付やボランティアを体験し、自分で支援先を考える学びを広げています。 誰かを助けることを、特別な善意ではなく、自分の生活とつながる行動として感じてもらう狙いがあります。 日本ファンドレイジング協会 日本ファンドレイジング協会 調査・研究の発信 『寄付白書』の発行などを通じて、日本の寄付の現状を数字で見えるようにしています。 実態が分かると、課題も対策も考えやすくなります。 日本ファンドレイジング協会 政策や市場への働きかけ 現場だけで終わらせず、制度や社会全体の仕組みにも目を向けています。 それによって、寄付や社会的投資が続きやすい環境を整えようとしています。 日本ファンドレイジング協会
特徴
特徴は、寄付を「お願い」だけで終わらせていない点にあります。 ここでは、寄付を社会参加の一つの形としてとらえています。 お金を出す人と活動する人を分けるのではなく、社会課題の解決に関わる仲間として結び直そうとしているのです。 日本ファンドレイジング協会 もう一つ大きいのは、現場支援と社会全体への働きかけをつないでいることです。 資格制度で人を育て、教育で次の世代に種をまき、白書で実態を示し、必要な提言も行う。 一つの活動だけでなく、社会の流れそのものを少しずつ変えようとしている。 その重ね方に、この団体らしさがあります。 日本ファンドレイジング協会 日本ファンドレイジング協会 支援や関わり方 関わり方は、寄付だけではありません。 会員として継続的に支える方法もありますし、学びの場やイベントに参加する形もあります。 ボランティアとして関わる道もあります。 社会課題に強い専門知識がなくても、まずは「知る」「参加する」「少額でも支える」といった入り口を持てるのが大切です。 日本ファンドレイジング協会 たとえば、寄付文化を育てる調査や教育を支える。 あるいは、研修や講座に触れて、社会を支える仕組みを学ぶ。 そうした一歩は、遠い善意ではなく、自分の暮らしと地続きの行動になります。