青梅市在住の肢体不自由児〈者〉に対して、介護する保護者が緊急な事態に面した時でも、次の生活環境にスムーズに対応出来る様、自立の促進を図り、相互扶助の精神のもとに、地域社会の福祉の増進に寄与することを目的とする。
どんな団体か
この団体が目指しているのは、「誰もが自然体で、自然とともに暮らせる社会」です。青梅の豊かな自然の中で、2017年から活動を重ねてきました。0歳からの乳幼児親子が集まり、山や川や畑で季節を感じながら過ごしています。
向き合っている社会課題
今の社会では、子どもが自然の中でたっぷり過ごす時間が減りがちです。都市部では遊べる場所そのものが限られますし、忙しい毎日の中で、大人も余裕を失いやすい。危ないからやめよう、汚れるからやめよう、遅れるから急ごう。そんな声が増えるのも無理はありません。 けれど、その積み重ねで失われるものがあります。自分のペースで遊ぶ時間です。失敗しながら体を動かす経験です。大人に見守られながら、少しずつ人と関わる感覚です。とくに、障がいの有無や経済的な事情によって参加の機会に差が出ると、「育つ場」にも差が出てしまいます。 課題が長く続くのは、困りごとが見えにくいからでもあります。外から見ると、ただ外遊びをしているように見えるかもしれません。でも実際には、親が孤立しないこと、子どもが比べられすぎないこと、地域の自然が暮らしの中に残ることが、土台として支えられています。
主な活動
ここでの活動は、季節の移り変わりと深く結びついています。 春は山で草花を摘み、自然の変化を感じる 夏は清流で川遊びをし、体いっぱいで涼しさを味わう 秋は森で落ち葉や焚き火に親しむ 冬は畑や氷遊びを通して、寒さの中の発見を楽しむ 染色やみそづくりなどの「てしごと」に取り組む 味噌汁の具を育てる畑仕事も続けている こうした活動の良さは、体験が単発で終わらないところにあります。土に触れ、火を見つめ、食べるものを育てる。その流れの中で、子どもは自然を「知識」としてではなく、生活の一部として受け取っていきます。大人にとっても、子育てをひとりで抱え込まない時間になります。
特徴
印象に残るのは、自然体験を特別なイベントにしていないことです。自然を「たまに行く場所」ではなく、暮らしの延長に置いている。その姿勢が、この団体の芯なのだと思います。 もう一つは、参加する人を狭く決めていない点です。障がいや経済状況にかかわらず、さまざまな人が育ち合える環境を目指していることが、支援の呼びかけからも伝わってきます。支える側と支えられる側を分けすぎないところにも、ここならではのあたたかさがあります。 活動は目立つ形の主張ではありませんが、社会への影響は小さくありません。子どもの育ちを地域で支えること、自然とともにある暮らしを手放さないこと、多様な親子が同じ場にいられること。その積み重ねは、子育てや地域のあり方を静かに問い直しています。 支援や関わり方 関わり方はいくつかあります。寄付で活動を支える方法がありますし、会員として継続的に応援する形もあります。ボランティアとして現場に加わることもできるようです。地域の自然や子どもの育ちに関心がある人にとっては、自分の時間や力を少し差し出す入り口になりそうです。 大切なのは、大きなことをしようとしすぎないことかもしれません。まずは活動を知る。身近な人に話してみる。できる範囲で支える。そうした関わりでも、この場が続いていく力になります。 https://www.capucapu-nature-school.com/