一時預かり事業、保育所、保育所型認定こども園、収益事業、放課後児童健全育成事業、特別養護老人ホーム(介護福祉サービス) ほかを運営。
どんな団体か
一般社団法人 熊本県こども食堂ネットワークは、熊本県内のこども食堂を支え、広げるために動いています。目指しているのは、子ども食堂があることで地域のつながりが育ち、さまざまな家庭環境の人が暮らしやすい熊本になることです。
向き合っている社会課題
子どもの貧困という言葉は知られてきました。けれど実際の困りごとは、もっと日常的です。ひとりで食事をする。家以外に安心して過ごせる場所がない。大人にちょっとした相談をする相手がいない。そうした状態が続くと、心細さは大きくなります。 しかも、支援が必要かどうかは見た目では分かりません。制服は着ているし、学校にも行っている。だから周囲が気づきにくいのです。行政の制度だけでは届きにくい部分もあります。決まった条件に当てはまらなければ使えない支援もありますし、相談そのものに強い気持ちが必要な場面もあります。 子ども食堂が大切なのは、その手前にあるからです。困りごとを言葉にできなくても行ける。予約やむずかしい説明がなくても受け入れてもらえる。民間の自発的な活動だからこそ、やわらかく人を迎えられる面があります。食事を通して、孤立を早く見つける役目も果たしているのだと思います。
主な活動
この団体の活動は、単に食事の場を開くことにとどまりません。県内のこども食堂を支える土台づくりが中心です。 県内のこども食堂の立ち上げや運営の支援 地域ごとのつながりづくり 安心安全な居場所づくりの後押し こども食堂の情報発信 寄付や会員など、支える仕組みづくり こうした支えがあると、現場で活動する人は孤立しにくくなります。食材の確保、運営の悩み、地域との関係づくり。続けるには手間も責任もあります。その負担を一つの食堂だけで抱え込まないようにすることにも意味があります。 また、子ども食堂は月に何度も開かれる場所もあれば、不定期の開催もあります。それでも、地域に「あそこに行けば誰かがいる」と思える場所があることは大きい。困ったときだけでなく、普段から顔見知りになれる点も重要です。
特徴
印象に残るのは、対象を子どもだけに限っていないことです。子どもの問題は、家庭や地域の問題と切り離せません。だからこそ、ここでは高齢者や地域住民も含めた居場所として考えています。世代をまたいで人が集まることで、見守りの目が自然に増えていく。その発想がとても現実的です。 もう一つの特徴は、活動を点で終わらせないところです。一つの食堂を支えるだけでなく、熊本全体で広げていく視点があります。小学校区ごとに居場所を増やすという考えは、地域福祉の土台を整える動きでもあります。福祉というと専門機関を思い浮かべがちですが、日々の暮らしに近い場所から支えをつくろうとしているのです。 将来は、地域共生社会の実現や、地域を丸ごと支える体制づくりの一助になることも見据えています。難しい言い方をすれば「包括支援体制」ですが、言い換えれば、困りごとを一人で抱え込ませない地域の仕組みです。食堂という親しみやすい入口から、社会の支え方そのものを変えようとしている。そこにこの団体の静かな強さがあります。 支援や関わり方 社会課題に関心はあっても、自分に何ができるのか分からない。そう感じる人は少なくありません。けれど関わり方は、一つではないはずです。 寄付は、その地域の居場所を続ける支えになります。会員として応援する方法もあります。現場での手伝いや、周囲に活動を伝えることも立派な参加です。たとえば、家族や友人と「子ど