その他所轄庁が認めた事業、地域包括支援センター、地域活動支援センター、更生施設、特別養護老人ホーム(介護福祉サービス)、生活に関する調整等を支援する事業 ほかを運営。
どんな団体か
ジャパンハートの使命は、とてもはっきりしています。国や地域、人種、政治、宗教、置かれた立場に関係なく、必要な人に医療を届けることです。そして、すべての人が「生まれてきて良かった」と思える社会を目指しています。
向き合っている社会課題
医療の格差は、病院の数だけで決まるものではありません。たとえば、病院が遠い。交通費が出せない。家族の付き添いが必要なのに、その人も働いていて休めない。制度があっても、情報が届いていない。そんな小さく見える事情が重なると、受診の機会は簡単に失われます。 海外では、貧しさや医療者不足が深刻です。治せる病気でも、診てもらうまでが長い。日本国内でも、離島やへき地では医師や看護師が足りず、専門的な治療を受けるまでに時間がかかることがあります。災害時には、医療体制そのものが傷つき、必要な支援が届きにくくなります。 もう一つ見えにくいのが、子どもや家族の心の負担です。長く続く入院や治療は、学校生活や友人関係、家族の日常も変えてしまいます。体の痛みだけではない苦しさがあるのに、そこは後回しにされやすい。課題が続くのは、医療を「診察と治療だけ」と狭く見てしまう社会の側にも理由があるのだと思います。
主な活動
この団体の活動は、いくつかの柱に分かれています。 海外での医療支援 貧困や医師不足のある地域で、診療や手術などを行います。現地で必要とされる医療を続けることが中心です。 日本の離島・へき地での医療支援 医療者が不足しやすい地域で、住民が安心して暮らせるよう支えます。都市では見えにくい地域差を埋める取り組みです。 災害時の医療支援 被災地で、急なけがや病気への対応だけでなく、その後の生活再建を見すえた支援も行います。 子どもや家族への支援 病気と闘う子ども本人だけでなく、そばにいる家族の不安や負担にも目を向けます。治療の外側にある苦しさを支える活動です。 福祉や社会の仕組みづくり 医療や福祉が届きにくい人たちが、地域で当たり前に生きられるよう、仕組みそのものを変える動きにも関わっています。 大切なのは、どの活動もその場しのぎで終わらせないことです。目の前の一人を助けながら、同じ苦しさが繰り返されないように考えている。その積み重ねが、支援の厚みになっています。
特徴
印象に残るのは、「届きにくい場所」をかなり具体的に捉えている点です。海外の貧困地域だけではなく、日本のへき地、災害の現場、そして子どもや家族の心まで含めている。医療からこぼれ落ちやすい場所を、地図の上だけでなく暮らしの中から見ているように感じます。 また、治療そのものに加えて、その人の人生の質をどう上げるかを重視しているところにも特徴があります。人生の質とは、毎日の暮らしのしやすさや、自分らしく過ごせることです。病気が治るかどうかだけでなく、その先の生活を見ているからこそ、活動が医療の枠を少し越えていきます。 さらに、現場の経験をもとに、福祉や社会の仕組みを動かそうとしている点も見逃せません。支援は、目の前の困りごとに手を差し伸べるだけでも大切です。ただ、それだけでは限界がある。同団体はそのことを知っているからこそ、現場と社会をつなぐ役割も担おうとしているのだと思います。 支援や関わり方 社会課題に関心はあっても、自分に何ができるのか分からない。そう感じる人は少なくありません。でも、関わり方は一つではないです。 寄付は、いちばん想像しやすい参加の形です。医療活動を続けるための土台になります。会員として継続的に支える方法もあります。活動を知ること自体も立派な関わり方ですし、身近な人に話すだけでも、理解の輪は少しずつ広がります。ボランティアやイベント参加は、現場を遠いものにしない入口に