不登校の小中高等学校生及び高等学校中退者を中心に、広く児童・生徒および関係する保護者などに対して、学校、社会に適応できるようになるために教育相談、講演会事業やフリースクール事業などを行い、「自分らしさを発揮できる場」を提…
どんな団体か
この団体が大切にしているのは、「たのしい循環生活」という考え方です。難しい仕組みを押しつけるのではなく、毎日の暮らしの中で、無理なく続けられる循環を育てようとしています。
向き合っている社会課題
この団体が向き合っている課題は、単に「生ごみが多い」という話ではありません。もっと根の深い問題があります。ひとつは、暮らしと土のつながりが見えにくくなっていることです。 都市では、食べものは店で買うもの、不要になったものは捨てるもの、と分かれて考えられがちです。その間にあるはずの「育てる」「返す」という感覚が、日常から遠くなりました。すると、生ごみはただの迷惑なものになりやすい。におい、重さ、処理の手間。家庭の中では困りごととして現れます。 一方で、地域の農や食も細くなりやすい状況にあります。地元で育てる人と食べる人の距離が遠い。子どもが土に触れる機会も少ない。自然の変化を体で知る場が減ると、食べものがどこから来るのかも実感しにくくなります。 課題が続く理由は、便利な仕組みが整うほど、見えなくなるものがあるからでしょう。ごみは回収され、食べものは並びます。でも、その裏で何が失われているかは見えにくい。制度だけでは埋まらない生活の感覚の薄れに、この団体は手を伸ばしています。
主な活動
活動の柱は、暮らしの中で循環を体験できるようにすることです。 ダンボールコンポストの講座 家庭のベランダなどでも始めやすい方法を伝えています。生ごみを堆肥に変える基本を学べる取り組みです。 堆肥を使った菜園講座 できた堆肥をどう生かすかまでつなげています。つくって終わりにしない点が大切です。 ローカルフードサイクリング 地域の中で食と資源を循環させる実践です。生ごみを野菜へとつなげる流れを、個人ではなく地域で育てようとしています。 子ども向けの学び 小学校の総合学習などで、土づくりや野菜づくりを伝えています。知識だけでなく、手を動かして学ぶ場です。 自治体などとの連携 講座の実施や、地域内循環の視点を生かした企画運営も行っています。地域の課題を、生活に近い方法で考え直す役割があります。 どの活動にも共通するのは、生ごみを減らすこと自体が目的の終わりではないことです。土ができる。野菜が育つ。食べる喜びが生まれる。人と話すきっかけになる。そうした連なりまで含めて、活動の意味がつくられています。
特徴
似たテーマに取り組む団体はありますが、ここが印象的なのは、堆肥づくりを「我慢してやる環境対策」にしていないところです。楽しさを大事にしている点が、とても大きいと思います。 環境問題は、正しさだけで語ると息苦しくなりがちです。けれど同団体は、土が変わるおもしろさや、野菜が育つ喜びを入り口にしています。そのため、参加する人が自分の暮らしとして受け取りやすい。続ける力も生まれます。 もうひとつの特徴は、家庭の小さな実践を地域や社会へ開いていることです。ベランダのコンポストで終わらず、学校教育や自治体との協働につなげている。これは、個人の工夫を社会の仕組みに近づける動きです。 さらに、堆肥が余った人への引き取りの案内のように、始めた後の困りごとにも目を向けています。実践には、続ける中で出てくる壁があります。そこを受け止める姿勢があるから、活動が理想論で終わりません。 支援や関わり方 この団体との関わり方は、特別な知識がなくても考えやすいものです。寄付はもちろん、活動を支える基本の方法になります。道具や場づくり、学びの機会を続ける土台にもなるでしょう。 ボランティアとして関わる道もあります。現場を手伝うことは、支える側であると同時に、自分の暮らしを見直すきっかけにもなります。土に触れたことが少ない人ほど、得るものは多いかもしれません。 また、いきなり大きな支援をしなくても、できることはありま