その他所轄庁が認めた事業、特別養護老人ホーム(介護福祉サービス)、生活に関する相談に応じる事業、社会福祉の増進に資する人材育成・確保事業、移動支援事業、老人デイサービスセンター(認知症対応型) ほかを運営。
どんな団体か
ここで大切にされているのは、「社会全体で子どもを育む」という考え方です。病気と闘う子、障がいのある子、さまざまな事情で親と離れている子に向けて、多くの人の支えが届く仕組みをつくろうとしてきました。寄付金型の奨学金や生活支援を通じて、福祉を少しでも前へ進めることを目的にしています。
向き合っている社会課題
子どもの貧困、病気、障がい、家庭の不安定さ。これらは別々の問題に見えて、生活の中では重なって表れます。たとえば入院が長引けば、学びの機会は減ります。家族の付き添いが続けば、働き方や家計にも影響が出る。施設を出た若者は、住まいや仕事を一気に自分で支えなければならないことがあります。 日本こども福祉支援協議会 しかも、困っていることほど外から見えにくいものです。十分に食べられていないことも、家の中で放っておかれていることも、本人が言葉にできない場合があります。この団体が食の支援にあわせて家庭訪問を行い、虐待やネグレクトが起きていないか確認しているのは、その見えにくさがあるからです。ネグレクトは、必要な世話が十分にされない状態のことです。 日本こども福祉支援協議会 課題が続く理由は、制度だけで全部を支えきれないからでもあります。お金の支援があっても、気づいてくれる人がいなければ届かないことがある。反対に、思いだけあっても継続できる仕組みがなければ支えは細くなります。子どもの生活には、制度と人の両方が必要です。
主な活動
この団体の活動は、生活の土台に近いところを支えているのが特徴です。主な取り組みは次の通りです。 日本こども福祉支援協議会 食の支援 ひとり親家庭や生活に困っている家庭に、食料や現金の支援を行っています。食べることを支えるだけでなく、家庭の様子を見て、子どもの安全も確かめています。 児童の自立支援 児童養護施設を出たばかりの若者に、生活費や就職に向けた支援金を届けています。施設そのものの運営を支える助成や、行事の際のプレゼント支援も行っています。 難治性小児疾患の支援 小児がんや難病の子どもと家族が、治療中や終末期にいっしょに過ごせる施設へ資金援助をしています。終末期は、回復が難しく、人生の終わりに近い時期のことです。 乳児院や教育の支援 家庭で子どもを育てることが難しい時期の受け皿や、子ども食堂など居場所づくりにも関わっています。学ぶことと過ごす場所、その両方を支えようとしている点が印象に残ります。 日本こども福祉支援協議会
特徴
特に印象的なのは、病気や障がいのある子どもだけに対象をしぼっていないことです。食、住まい、学び、居場所、自立。その子の暮らし全体を見ようとしている。支援を細かく分けず、「生活はつながっている」という前提で動いているように見えます。 日本こども福祉支援協議会 また、活動の背景に当事者としての実感があることも見過ごせません。団体概要では、理事長自身が難病指定の病気を経験し、治療や通院を重ねたこと、そのうえで子どもや家族の不安に思いを寄せていることが語られています。支援を受ける側の痛みを、想像だけで終わらせない視点です。 日本こども福祉支援協議会 派手な言葉は多くありません。それでも、入院中の子どもが家族と過ごせる場を支えることや、施設を出た後の若者を気にかけ続けることには、社会への影響があります。孤立を少し減らし、「助けを求めてもいい」と思える空気をつくるからです。活動報告には、支援が子どもの笑顔につながった様子や、継続の苦労もにじんでいました。静かな実務が、社会の土台を支えているのだと感じます。 日本こども福祉支援協議会 支援や関わり方 社会貢献というと、特別な知識がいるように思うかもしれません。けれど、関わり方はもっと身近です。ここでは寄付や募金のほか、ボランティアという形でも支援を受け付けています。金額の大きさだけでなく、気にかけ続ける人が増えること自体に意味があります。 日本こ