企業主導型保育、地域子育て支援拠点事業、小規模多機能型居宅介護事業、法人独自に定義された社会福祉事業サービス①、特別養護老人ホーム(介護福祉サービス)、社会福祉の増進に資する人材育成・確保事業 ほかを運営。
どんな団体か
この法人は、在日コリアンの民族教育権の確立をはじめとする外国人の人権保障・伸張、日本社会における多民族・多文化共生社会の実現をめざすとともに、在日コリアン社会の豊かな社会基盤の創造と東アジアにおけるコリアン・ネットワークを強化し、コリアと日本の市民社会の発展、南北コリアの統一と「東アジア共同体」の形成に寄与することを目的とする。
向き合っている社会課題
外国にルーツを持つ人が日本で暮らすとき、困りごとは一つではありません。言葉の壁、制度のわかりにくさ、就職や住まいでの不利、不当な扱い。毎日の生活のあちこちに、小さな引っかかりがあります。 たとえば、学校で自分の名前や家庭の文化を説明するたび、気をつかう子どもがいます。親が日本語に不安を抱え、子どもが通訳役になる家庭もあります。生活相談が必要でも、どこに行けばよいかわからないこともある。こうした負担は、本人の努力だけでは乗りこえにくいものです。 課題が長く続く理由の一つは、社会の側に「見えていない」ことです。差別は、あからさまな言葉だけではありません。制度の想定から外れていること、声を上げにくい空気、知らないまま通り過ぎてしまう無関心も、壁になります。 さらに、個人の困りごとが、法律や仕組みの不十分さとつながっている場合も少なくありません。この団体が差別禁止法や外国人の人権を守る制度の必要性を訴えているのは、そのためです。生活の現場で起きていることを、社会全体の課題としてとらえているのです。
主な活動
この団体の取り組みは、現場に近い支援と、社会へ向けた働きかけの両方に分かれます。 法律相談や生活サポート 暮らしの中で起きる不安やトラブルに寄り添います。制度につながる手助けは、安心して生きるための土台になります。 民族教育に関わる活動 子どもたちが自分の背景を大切にできるよう、学びの場や権利を支えます。これは学力だけでなく、自己肯定感にも関わる大切な取り組みです。 教育・啓発活動 多民族、多文化があたりまえの社会をつくるために、理解を広げる働きをしています。偏見は、知らないことから生まれやすいからです。 韓日市民やNGOの交流と協力 国をまたいだ市民同士のつながりを育てます。関係がこじれやすい時代でも、市民の対話を細く長く続ける意味は小さくありません。 朝鮮半島の平和や東アジアの連携を見すえた活動 身近な人権の課題と、地域の平和を切り離さずに考えています。視野の広さが、この団体らしさでもあります。
特徴
印象に残るのは、相談支援だけにとどまらないことです。目の前の困りごとを受け止めながら、その背景にある制度や社会のあり方にも向き合っています。現場を知る団体だからこそ、何が足りないのかを具体的に語れる強みがあります。 また、子どもたちの民族的なアイデンティティ、つまり自分は何者かという感覚を大切にしている点も特徴です。安心して自分のルーツを語れることは、人生の土台になります。そこを支える活動は、数字では測りにくくても、とても大きな意味を持ちます。 さらに、人権、教育、地域の共生、国をこえた市民交流までを一本の線でつないで考えていることも、この団体ならではです。支援、学び、提言がばらばらではなく、同じ目的のもとに重なっている。だからこそ、社会への影響も静かに広がっていきます。 支援や関わり方 社会課題に関心はあっても、自分に何ができるのかわからない。そう感じる人は少なくありません。ここでは、寄付、会員としての参加、ボランティア、さまざまな形で関わる道が用意されています。 お金による支えは、相談や教育の活動を続ける力になります。会員になることは、活動を遠くから見守るだけでなく、同じ課題意識を持つ一人としてつながることでもあります。時間を使える人なら、行事の手伝いや現場の支援に関われるかもしれません。 大きなことをしなくてもかまいません。活動を知る。身近な差別や偏見をそのままにしない。学校