①視覚障害者情報ネットワークの構築及び情報とコミュニケーションに関する事業 ②施設並びに団体の相互連携及び協力に関する事業 ③情報の収集整理、閲覧及び提供についての調査研究に関する事業 ④点訳、音訳、拡大文字及び電子デー…
どんな団体か
ここでは、そろばんを通して子どもたちに「数のセンス」を育てることを目標にしています。数のセンスとは、数字を早く処理する力だけではありません。数の大きさをつかむこと、順序を理解すること、計算に自信を持つこと。そうした土台を、手を動かしながら身につけていく考え方です。
向き合っている社会課題
学校の算数では、答えにたどり着く手順が大切にされます。その一方で、数字そのものに親しむ時間は十分とはいえないことがあります。計算の方法は覚えても、なぜそうなるのかが腹に落ちない。すると、少し問題が変わっただけで手が止まりやすくなります。 子どもの困りごとは、成績表の数字だけでは見えません。計算が遅いことをからかわれて、発表が苦手になる子もいます。何度も間違えて、自分は算数に向いていないと思い込む子もいる。小さな苦手意識が、その後の学びの姿勢まで左右することがあります。 課題が続く背景には、教える側の忙しさもあります。学校現場では限られた時間で多くの内容を進めなければなりません。手を動かして理解する教材の良さが分かっていても、十分に取り入れる余裕がない場合がある。こうしたすき間を、地域の外から支える存在が必要になります。
主な活動
この団体の活動は、子どもの日常に近い場所で行われています。 大阪府内でのそろばん教室の運営 公立小学校での出前授業 特別支援学級でのそろばん指導 学童保育での教室の実施 オリジナル教材や動画を使った学習支援 珠算指導者の育成 大事なのは、ただ授業の数が多いことではありません。学校の中、放課後の場、地域の教室と、子どもが通いやすい場所に学びの入り口をつくっている点です。授業では、そろばんの歴史や名前の説明から始め、段階に合わせて学べるよう工夫されています。わからないまま置いていかれないことは、子どもにとって大きな安心です。
特徴
印象に残るのは、学校教育と地域の学びをつなげているところです。ある小学校からの依頼をきっかけに活動が始まり、その後も継続して多くの学校に授業を届けてきました。単発の体験会で終わらず、教育の現場で必要とされる形に育ってきたことが分かります。 また、特別支援学級や学童保育にも取り組んでいる点は見過ごせません。学び方が一人ひとり違う子どもに対して、手を使って数を理解する方法は大きな助けになります。これは教室の中だけの成果ではなく、学ぶことへの自信を取り戻す支えにもなります。 さらに、指導者の育成にも力を入れているため、活動が個人技に頼りきりになりません。教える人を育てることは、地域に学びの土台を残すことでもあります。派手ではありませんが、長く続く支援の形です。 支援や関わり方 社会課題に関わる方法は、特別な人だけのものではありません。ここでは寄付という形で活動を支えることができます。教材づくりや授業の継続、子どもに届く機会を守るためにも、資金の支えは欠かせません。 数字に苦手意識を持つ子どもは、身近な場所にもいます。だからこそ、この団体の活動を知ること自体がひとつの関わり方になります。家族で話題にする。地域の教育に目を向ける。子どもの学びを支える活動に関心を持つ。その一歩は小さく見えても、無関心の反対側に立つ行動です。