一時預かり事業、保育所、地域子育て支援拠点事業、子育て援助活動支援事業、小規模保育事業、幼保連携型認定こども園 ほかを運営。
どんな団体か
この団体が掲げる言葉は、「こどもたちのために、日本を変える」です。
向き合っている社会課題
子どもをめぐる課題は、ひとつずつ切り分けにくいものです。 お金の不足、親の孤立、働き方の厳しさ、制度の使いにくさ。 それぞれが重なり、家庭を追い詰めていきます。 たとえば、子どもが急に熱を出したとき。 頼れる家族が近くにおらず、仕事も簡単には休めない。 そんな状況では、親は自分を責めやすくなります。 ひとり親なら、その負担はさらに重くなるでしょう。 また、生活が苦しくても「助けてほしい」と言うのは簡単ではありません。 周囲に知られたくない。 迷惑をかけたくない。 そう思っているうちに、困りごとは深くなっていきます。 妊娠や出産の不安も同じです。 家庭の事情や経済的な問題から、ひとりで悩みを抱え込む人がいます。 支援につながる前に時間が過ぎ、命にかかわる事態になることもある。 子どもの虐待や遺棄は、遠いニュースではなく、孤立の先で起こる現実です。 こうした問題が続く背景には、社会の理解不足もあります。 子育ては家庭の責任だと考えられがちで、苦しさが見えにくい。 制度があっても、使い方がわからない、条件に合わない、相談先が遠い。 だから、必要な支援が届くまでに時間がかかります。
主な活動
この団体の活動は幅広いですが、どれも「親子の孤立を減らす」方向でつながっています。 病児保育 子どもが病気のときに預け先がなく、仕事との両立が難しくなる家庭を支える取り組みです。 親が働き続けられることは、家計だけでなく気持ちの安定にもつながります。 ひとり親家庭への支援 低い負担で支援を受けられる仕組みを用意し、子育てと仕事を続けやすくしています。 毎日の暮らしを守る支えとして意味の大きい活動です。 こども宅食 食品を届ける取り組みですが、ただ物を配るだけではありません。 支援が必要な家庭とつながるきっかけをつくり、見えにくい困難を早めに見つける役割もあります。 妊婦への相談支援と赤ちゃん縁組 ひとりで出産や養育の悩みを抱える人を支え、必要に応じて次の道につなげていきます。 命を守るだけでなく、先の暮らしまで考えた支援です。 子どもの性被害や虐待を防ぐための働きかけ 被害が起きてからでは遅い問題に対し、予防のしくみづくりにも力を入れています。 活動が多いと、焦点がぼやけるように見えるかもしれません。 けれど実際には、子どもを取り巻く問題がつながっているからこそ、幅広い支援が必要になります。
特徴
ここが印象的なのは、支援と社会の仕組みづくりを同時に進めている点です。 目の前の困りごとを助けながら、「なぜ同じことが何度も起きるのか」まで考える。 そこに、この団体らしさがあります。 名前の由来になったフローレンス・ナイチンゲールは、看護だけでなく、数字や事実をもとに社会を動かした人物として知られています。 同団体も、その姿勢を受け継ぐように、現場の声を集め、古い制度や考え方を変えようとしてきました。 たとえば、病児保育のように、以前は十分に整っていなかった仕組みを新しい当たり前へと近づけてきた。 また、子どもの性被害防止のように、社会全体のルールや見方を変える必要があるテーマにも踏み込んでいます。 支援だけで終わらず、政策への提言や新しい仕組みづくりにも関わる。 この動きが広がれば、助けられる人の数は一つの現場を超えて増えていきます。 つまり、ここでは一家庭を支えることと、日本の子育て環境を変えることが、別々ではなく結びついているのです。 支援や関わり方 社会課題に関心があっても、自分に何ができるのか分からない。 そう感じる人は多いと思います。 でも、関わり方は一つではありません。 寄付はその代表です。 少額でも、支援を続ける土台になります。 現場の活動だけでなく、新しい仕組みをつくる挑戦を支える力にもなります。 会員として継続的に応援する形もあります。 一度きりで終わらず、社