サービス付き高齢者向け住宅、ハンセン病療養所入所者社会復帰等支援事業、一時預かり事業、一般相談支援事業、乳児院、介護予防・日常生活総合支援事業 ほかを運営。
どんな団体か
この団体は、2001年に発足しました。テーマは「エコロジーとエコノミーの共存」です。少し難しく聞こえますが、言いかえれば、地球を大事にすることと、経済や仕事を成り立たせることを、対立するものとして考えないという立場です。
向き合っている社会課題
この団体が設立当初から重要な課題として見てきたのは、「社会の無関心」でした。気候変動、資源の使いすぎ、生物の多様さの減少。こうした問題はニュースで聞いても、日々の生活から切り離されやすいものです。困っている人の顔が見えにくく、緊急性も実感しにくい。だから後回しになりやすいのです。 たとえば、猛暑が続いても、それを気候の変化として考える人と、ただ暑い夏だと受け止める人がいます。海の豊かさが失われていると聞いても、食卓に魚が並んでいるうちは、危機が伝わりにくい面があります。問題が身近に見えないこと自体が、大きな壁になっています。 もう一つの壁は、課題が複雑なことです。環境だけを守ればいいわけではありません。地域の仕事、教育、福祉、企業活動、政策も関わります。ひとつの正解で片づかないからこそ、考えるのをやめたくなる。ここに、理解不足だけではない難しさがあります。 同団体は、その複雑さを無理に単純化しません。その代わり、入り口をやわらかくします。知る前に身構えてしまう人にも届く方法を探してきました。問題を押しつけるのではなく、関心の芽を育てる。その積み重ねが、社会の土台を変えると考えているようです。
主な活動
活動は一つにしぼられていません。社会の関心を育てるために、いくつもの方法を組み合わせています。 書籍や映像、プロダクトの制作 地球や環境を、見てわかる形に変える活動です。初期には、宇宙から地球を見る感覚を伝える「地球時計」も生まれました。難しい話を、手に取れる体験へと近づけています。 教育プロジェクト 「SDGs for School」などを通じて、先生と生徒の学びを支えています。学校で学ぶ内容を、社会の現実や未来の選択につなげる試みです。子どもだけでなく、大人も一緒に学ぶ形が意識されています。 ウェブマガジンや発信活動 社会課題、文化、食、エネルギー、教育などを、読みやすい記事で届けています。遠い話に見えるテーマを、自分の暮らしと結びつけて考えられるようにしています。 ワークショップやイベント 頭で理解するだけでなく、心と体で感じる場をつくっています。参加した人が「知った」で終わらず、誰かと話したくなる形にしているのが特徴です。 多様な立場の人をつなぐ企画づくり 企業、行政、教育機関、NPO、クリエイターなどと協力しながら、新しいプロジェクトを形にしています。社会課題を一つの分野だけで抱え込まない姿勢が見えます。 これらに共通するのは、伝えるだけで終わらないことです。知識を渡すのではなく、行動の入口まで設計している。そこに活動の意味があります。
特徴
似たテーマを扱う団体はほかにもあります。その中でここが際立つのは、環境問題を「感じること」から始めている点です。数字や危機感だけで押すのではなく、好奇心を原動力にしている。これは簡単そうで、実はとても難しい方法です。 また、企業や行政と組みながらも、広報だけにとどまらないのが特徴です。教育、メディア、商品開発、対話の場づくりをまたいで活動してきました。「モノづくり」から「コトづくり」、さらに「ヒトづくり」へと重心を移してきた歩みには、この団体らしさがあります。 社会的な影響という面でも見逃せません。学校向けの学びの支援は、次の世代の考え方を育てます。ウェブマガジンの発信は、世の中の見方を少し変えます。異なる分野をつなぐ企画は、政策や企業の動きにもじわりと影響します。すぐに数字で測れない働きかもしれません。それでも、無関心の空気を変えていく力は、確かにあります。 支援や関わり方 社会課題に関心はあっても、自分に何ができるのかわからない。そう感じる人は少なくありません。この団体には、関わり方がいくつかあります。 寄付という形で活動を支えることはもちろんできます。会員として継続的に関わる方法もあります。イベントやワークショップに参加して、まず知ることから始める人もいるでしょう。ボランティアやサポートという形で、現場に近い関わり方を選ぶこともできます。 大切なのは、最初から大きなことをしな