その他所轄庁が認めた事業、収益事業、地域活動支援センター、就労選択支援、特別養護老人ホーム(介護福祉サービス)、特別養護老人ホーム(地域密着型) ほかを運営。
どんな団体か
この団体が目指しているのは、「ひとりで抱えずに、優しいつながりがあふれる社会」です。
向き合っている社会課題
高齢者の孤立は、ひとつの理由で起きるわけではありません。 年齢を重ねると、退職や配偶者との死別、体力の低下などで、人との接点が減りやすくなります。そこに移動の不便さや地域のつながりの弱まりが重なると、家の中で過ごす時間が長くなっていきます。 問題なのは、孤立が深まっても外から気づきにくいことです。 本人が「大丈夫」と言う場合も多いからです。助けを求めることに遠慮があり、自分の寂しさを小さく見せてしまう人もいます。制度があっても、使い方が分からない、相談先を知らない、そこまで深刻ではないと思ってしまう。そんな壁が重なります。 そして孤独は、気持ちの問題だけで終わりません。 外に出る意欲が落ち、生活のリズムがくずれ、心や体の元気にも影響しやすい。地域との接点が切れると、困りごとが表に出るのも遅れます。だからこそ、何かが起きてから助けるのではなく、日常の中でつながりを保つことが大切になります。
主な活動
ソンリッサの活動は、見守りだけにとどまりません。 生活の近くで関係をつくり、その人が地域と再びつながる流れを整えています。 若者の伴走役「まごマネージャー」の育成 高齢者に寄り添う若者を育てます。話し相手になるだけでなく、日々の変化を受け止め、必要に応じて周囲につなぐ役割も担います。 独居高齢者向け訪問サービス「Tayory」 一人暮らしの高齢者のもとを訪ね、日常の会話や見守りを行います。用事を済ませるためだけではなく、誰かが来てくれること自体が安心につながります。 地域サロン事業 ふらっと立ち寄れる場をつくり、多世代が自然に交わる時間を生み出します。家と病院と店だけになりがちな暮らしに、別の居場所が増える意味は大きいはずです。 若者が参画する地域の仕組みづくり 若い世代が地域福祉に関わる形を整え、新しい自治のあり方も探っています。支援を一部の専門職だけに任せない発想がここにあります。 どの活動にも共通しているのは、孤立を「自己責任」で終わらせない姿勢です。 誰かが少し関わるだけで、生活の見え方は変わる。その入口を増やそうとしているのだと思います。
特徴
印象に残るのは、若者を地域の支え手として育てている点です。 高齢者支援というと、専門職や家族の役割を思い浮かべる人が多いかもしれません。けれど、この団体はその間にもうひとつの関係を置きました。孫のように、近すぎず遠すぎない若者の存在です。 この距離感には意味があります。 困りごとを打ち明ける相手は、必ずしも家族や行政だけとは限りません。少し雑談ができる相手、顔を見るとほっとする相手がいるだけで、人は自分の気持ちを出しやすくなります。 さらに、若者が地域に入る仕組みをつくることで、支援の輪を広げている点も特徴です。 高齢者の孤立は福祉の問題であると同時に、地域のつながりの問題でもあります。ここでは現場の支援に加えて、地域の新しいモデルを育て、政策提言にもつなげようとしています。目の前の一人と向き合いながら、社会の仕組みも少しずつ変えようとしている。その両方を見ているところに強さがあります。 支援や関わり方 社会課題に関心があっても、自分に何ができるのか分からない。 そう感じる人は少なくありません。けれど、この団体との関わり方は、特別な経験がないと難しいものばかりではありません。 寄付や募金は、活動を支える基本になります。 訪問や居場所づくりには、人手だけでなく運営のためのお金が必要です。小さな金額でも、続けて支える力になります。 ボランティアとして関わる道もあります。 高齢者の話を聞