伊豆地域および静岡県東部地域で暮らす人々に対して、文化・健康的でなおかつ地球環境にやさしい暮らしを送れるよう、また、地域同士の連携や協力を通じて明るい未来像を描くことができるように支援する事業を行い、伊豆地域および静岡県…
どんな団体か
この法人は伊豆半島を囲む海の環境を良好に保つために必要な美化活動、体験活動、人づくり、普及啓発等の事業を行うことで、綺麗な海と持続可能な地球の実現に寄与することを目的とする。
向き合っている社会課題
環境問題という言葉は広すぎて、毎日の生活と結びつきにくいことがあります。ですが、海の底に沈むごみの問題はかなり具体的です。見えにくく、後回しにされやすい。それが大きな難しさです。 陸に落ちたごみは目につきます。けれど、水中は違います。だれかが潜らなければ実態がわからない。危険もあり、手間もかかる。そのため、必要性があっても実行する人手や予算が足りないままになりやすいのです。 さらに、ごみは海だけの問題ではありません。山や町で出たものが、川を通って海へ流れ着くこともある。つまり、一か所だけ掃除しても追いつかない。私たちの便利な暮らしと、ごみの行き先が離れて見えていること自体が、課題を長引かせているとも言えます。 制度の面でも、見えにくい分野は優先順位が下がりがちです。行政が必要性を感じていても、実際に動く仕組みまで整えるのは簡単ではありません。ここに民間の団体が入る意味があります。
主な活動
この団体の中心にあるのは、山から海までを視野に入れた清掃活動です。とくに特徴的なのは、水中清掃を担っていることです。 主な取り組みは、次のように整理できます。 海や川、陸地を含む清掃活動 ダイバーによる水中ごみの回収 ボランティアと一緒に行う環境保全の実践 企業や行政からの業務委託による清掃の実行 地域と連携した環境活動の企画と運営 大切なのは、ただ拾って終わりにしていない点です。水中清掃を企業の社会貢献活動や行政の環境施策として形にしているため、単発の善意だけに頼らない仕組みづくりにつながっています。 実績として、これまでに多くの団体やボランティアと協力し、かなりの量のごみを回収してきたことも示されています。数字だけを見れば成果ですが、その裏には、一つひとつ手で集める地道な作業があります。見えない場所の問題を、見える形に変えている活動です。
特徴
環境団体は数多くありますが、ここでは「見えにくい場所を掃除する」ことを仕事として成り立たせようとしている点が際立ちます。寄付や助成金だけに頼るのではなく、企業や行政から業務を受ける形を広げているのです。 これは資金集めの工夫というだけではありません。水中清掃を、社会に必要な実務として位置づけ直す意味があります。誰かの厚意がある時だけ動くのではなく、地域の環境を守る役割として継続する。その考え方は、とても現実的です。 もう一つの特徴は、環境保全をどこか遠い理想にしないことです。「自分のためにきれいな海がほしい」という感覚から出発しているので、言葉が空回りしません。きれいごとに見えない分、参加する人も自分の感覚で関わりやすいはずです。 海の底のごみは、多くの人の視界の外にあります。だからこそ、それを拾う行為には社会的な意味があります。目に見えない問題は、存在しないことにされやすい。その状態に、小さくても確かな反論を続けているように思えます。 支援や関わり方 社会貢献に関心があっても、何をすればいいのか分からない人は少なくありません。この団体との関わり方は、比較的イメージしやすいものです。 寄付という形で支えることができます。活動を安定して続けるには、道具や移動、人手の費用が欠かせません。目立たない作業ほど、継続のための土台が必要です。 ボランティアとして現場に参加する道もあります。実際