サービス付き高齢者向け住宅、ハンセン病療養所入所者社会復帰等支援事業、一時預かり事業、一般相談支援事業、乳児院、介護予防・日常生活総合支援事業 ほかを運営。
どんな団体か
この団体の柱は、食の支援、学習支援、そして安心して過ごせる居場所づくりです。目の前の空腹を満たすだけでなく、その先の成長や自立まで見すえている点に、活動の大きな特徴があります。
向き合っている社会課題
子どもの貧困という言葉は知られてきましたが、実際の生活は数字だけでは見えてきません。冷蔵庫の中身を気にして食事を控える保護者。塾に通えず、学校以外で勉強を見てもらう機会が少ない子ども。進学したい気持ちはあっても、家計を思って言い出しにくい場面もあります。 この問題が続く背景には、収入の不安定さだけでなく、社会の仕組みの使いにくさもあります。特にひとり親家庭では、働いていても暮らしが苦しい「働いているのに余裕がない状態」になりやすいとされています。港区でも就学援助を受ける子どもは少なくなく、ひとり親世帯の厳しさも指摘されています。華やかな街の印象が強い地域ほど、見えにくい困難は周囲に伝わりにくいのかもしれません。
主な活動
この団体は、生活の複数の場面に手を伸ばしています。活動は一つではありません。 子ども食堂の開催 温かい食事を無償で提供し、子どもや家族が安心して集まれる場をつくっています。 フードパントリー 食料品や日用品を配布し、家計の負担を直接やわらげています。2025年10月の実施では、20以上の企業の協力のもと、152世帯に配布が行われました。 学習支援会 小学4年生から6年生を対象にした学習支援があり、勉強のつまずきを一人にしない姿勢がうかがえます。 お弁当配布や地域イベントへの参加 食事の支援を続けながら、子どもたちが地域の中で楽しい経験を持てる機会もつくっています。 食べること、学ぶこと、人とつながること。その三つを別々にせず、一緒に支えている点が印象に残ります。
特徴
子ども食堂という名前から、食事の場だけを想像する人もいるでしょう。けれど、ここでの取り組みはもっと広いものです。食支援に加えて、学習支援や居場所づくりまで続いているため、子どもの生活全体に寄り添いやすい形になっています。 もう一つの特徴は、地域の多くの人や企業とつながって活動していることです。フードパントリーの実績からも、支援が個人の善意だけでなく、地域全体の協力で成り立っていることが分かります。これは、一回の支援で終わらず、継続しやすい仕組みに近づける力になります。 子どもの貧困は、食事だけで解決する問題ではありません。教育、働き方、家庭の孤立など、いくつもの課題が重なっています。だからこそ、この団体の活動は、目の前の支援でありながら、地域社会のあり方を静かに問い直すものにもなっています。 支援や関わり方 社会課題に関心があっても、自分に何ができるのか分からない。そう感じる人は多いと思います。けれど、関わり方は一つではありません。 活動資金の寄付は、食材や運営費を支える力になります。食品や日用品の寄贈も、現場では実際に役立つ支援です。学習支援や運営のボランティアとして関わる道もあります。誰かの話を受け止めることや、子どもが安心できる時間を一緒につくることも、大切な参加です。 大きなことをしなくてもかまいません。月に一度だけ気にかける。身近な人とこの問題について話してみる。必要なも