収益事業、地域包括支援センター、地域定着支援、地域移行支援、横浜市地域活動センター事業デイサービス、横浜市生活支援事業 ほかを運営。
どんな団体か
この法人は、知的・発達障がい児者を中心とした一般市民に対して、これら障がい者の社会参加を促進し、かつ障がい者への理解を深める事業を行い、障がいのあるなしを超えて、共に生きる社会を実現し、もって社会全体の利益の増進に寄与することを目的とする。
向き合っている社会課題
知的障がいや発達障がいのある人が暮らしの中でぶつかる壁は、目に見えにくいものが少なくありません。 たとえば、学校を出たあとです。 毎日の居場所はあっても、自分の得意なことを試したり、地域の人に知ってもらったりする機会は十分とは言えません。 本人は何かやってみたいと思っていても、その入口が見つからない。家族も、どこなら安心して任せられるのか分からない。そんな場面は珍しくありません。 もう一つ大きいのは、社会の側の思い込みです。 知的障がいがあると聞いた瞬間に、「難しいことはできないのでは」「仕事は任せにくいのでは」と見られてしまう。 けれど実際には、伝え方や環境が合えば力を発揮できることも多いはずです。 問題は本人の中だけにあるのではなく、周囲がその力を知る機会の少なさにもあります。 課題が長く続く理由は、制度だけでは埋まらない部分があるからです。 福祉の仕組みがあっても、地域の店や学校や市民が自然に関わる関係までは、自動では生まれません。 だからこそ、学ぶ場と社会参加の場をつなぎ、さらに地域の理解を少しずつ変えていく存在が必要になります。 この団体が取り組んでいるのは、まさにその部分です。
主な活動
活動の柱は、大きく三つあります。 どれも「本人の可能性を伸ばすこと」と「社会の見方を変えること」が一緒に考えられています。 ドリプロスクール 知的ハンディのある子どもや若者を対象にしたウィークエンドスクールです。 歌、ダンス、演技、美術、英会話、コミュニケーション、己書、タブレットなど、多様な講座が開かれています。 ここで大事なのは、何かを習うことだけではありません。仲間と喜び、助け合いながら、自分の表現を見つけていくことです。 公演活動 演劇やコンサートを通して、障がいのある人たちの独自の表現を社会に届けています。 明るさだけを見せるのでも、努力話に寄せるのでもなく、その人ならではの感性や間合いを舞台にのせているのが印象的です。 観る側にとっても、「できる・できない」で人を見る見方が少し揺さぶられる時間になるはずです。 お仕事チャレンジ支援 地域の事業所や店の協力を得て、仕事を体験する取り組みです。 過去には、受け入れ先ごとにその人に合った作業を工夫し、延べ55人のプレーヤーと110人以上のサポーターが関わってきました。 掃除や書類整理、お茶出しなど、地域の中で実際の役割を持つ経験は、本人にとっても家族にとっても大きいものです。 こうして見ると、学び、表現、仕事体験は別々の活動ではありません。 自分を出せるようになる。人に伝わる。社会の中で役割を持つ。 その流れを、切れ目なく支え
特徴
似たテーマの活動は各地にあります。 その中でここが印象に残るのは、「支援」と「表現」と「地域参加」が離れていないことです。 福祉の場では、安心して過ごせることが重視されます。 もちろんそれはとても大切です。 ただ、それだけでは社会との接点が細くなってしまうことがあります。 この団体は、安心できる学びの場をつくりながら、舞台や地域の仕事体験を通して、外へ開いていく力も育てています。 もう一つの特徴は、知的障がいのある人の表現を「見せてあげるもの」にしないことです。 演劇や音楽を、本人たちの内側にある感性や考えを伝える手段として扱っている。 そこに、活動の深さがあります。 アート作品をTシャツのデザインにして販売する取り組みもあり、表現が社会との接点になっています。 さらに、お仕事チャレンジ支援の実績からは、地域の店や事業所を巻き込む力も見えてきます。 福祉の専門家だけで完結させず、街の中に理解者を増やしていく。 それは派手ではありませんが、地域の空気を変える方法としてとても大きい。 障がいのある人が「特別な場所にいる人」ではなく、同じ地域で暮らし、働き、表現する人として見えてくるからです。 支援や関わり方 社会課題に関心はあっても、自分に何ができるのか分からない。 そう感じる人は少なくありません。 けれど、関わり方は思っているより現実的です。 この団体では、寄付や会員という形で応援で