その他所轄庁が認めた事業、介護予防支援事業、地域活動支援センター、子育て支援に関する事業、日常生活支障状態の軽減・悪化防止事業、社会福祉の増進に資する人材育成・確保事業 ほかを運営。
どんな団体か
この団体の大きな柱は、はっきりしています。
向き合っている社会課題
日本では、性の話を「まだ早い」「家庭では話しにくい」と避ける空気が根強くあります。けれど、話さないことで課題が消えるわけではありません。むしろ、何も知らないまま困りごとだけが先にやってきます。 たとえば、子どもが自分の体の大切な部分をきちんと理解していないと、いやな触れ方をされても「これって変なのかな」と迷ってしまうことがあります。中高生になると、交際やSNSのやりとりの中で、同意のない写真の共有や無理な要求に悩むこともあるでしょう。大人になっても、相手との距離感や断り方、受け止め方に苦しむ人は少なくありません。 背景には、制度だけでは埋まらない空白があります。授業の時間が限られていること。家庭ごとの考え方の違い。相談しやすい大人が身近にいないこと。さらに、性教育が「はずかしい話」や「危ない話」とだけ受け取られやすいことも壁になります。 だからこそ必要なのは、問題が起きた後の対応だけではなく、もっと手前の段階で学べる機会です。この団体は、その空白を地域の中で埋めようとしています。
主な活動
活動は、日々の暮らしに近い形で行われています。 幼児から大人までを対象にした性教育の講座 小学校や高校、PTAなどでの講演 親子で学べる教材やポスター、小冊子の制作 「同意」や気持ちの伝え方を学ぶ動画教材の発信 オンライン講座や報告会などの啓発活動 大切なのは、対象を子どもだけに限っていない点です。子どもに教える大人が戸惑っていれば、家庭や学校で言葉が止まってしまいます。保護者、教員、地域の大人も一緒に学ぶ形をとっているのは、とても実際的です。 また、教材を残していることにも意味があります。講演はその場で終わりますが、冊子や動画なら、あとで見返せる。家庭で会話を始めるきっかけにもなります。忙しい人でも、自分のペースで触れられるのは大きいと思います。
特徴
この団体の特徴は、性教育を単なる知識の話で終わらせていないところです。 ここでは、性教育を「生教育」と捉えています。少しかたい言い方ですが、言い換えれば「どう生きるかを学ぶ教育」です。体のことだけではなく、人権やコミュニケーションの力まで含めて考えている。その視野の広さが印象に残ります。 もう一つの特徴は、予防の視点がぶれていないことです。被害者支援ももちろん大切です。ただ、同時に「加害を生まないために何ができるか」を考える姿勢は、社会にとってとても重要です。加害と被害の両方を防ぐために、幼いころから相手との境界線や同意を学ぶ。地味に見えて、長い目で見ると大きな意味があります。 地域での講演、教材づくり、発信を重ねることは、社会の空気そのものを少しずつ変える働きがあります。性の話を特別扱いせず、暮らしの中で話してよいものにしていく。その積み重ねが、学校や家庭、地域の考え方にも静かに影響していくはずです。 支援や関わり方 こうした活動は、関心のある人が少しずつ関わることで広がっていきます。関わり方は、特別な資格がないとできないものばかりではありません。 たとえば、寄付で活動を支える方法があります。毎月の小さな金額でも、教材づくりや講座の継続には力になります。会員として見守る関わり方もあるでしょう。講座や報告会に参加して、まず知ることから始めるのも立派な一歩です。 家庭でできることもあ