介護予防支援事業、共通事業、地域包括支援センター、特別養護老人ホーム(介護福祉サービス)、特別養護老人ホーム(地域密着型)、老人デイサービス事業(通所介護) ほかを運営。
どんな団体か
この団体が目指しているのは、重い病気や障がいのある子どもと、その家族が孤立せずに過ごせる地域です。病院でも在宅でもない、もう一つの選択肢として、千葉にこどもホスピスをつくろうと活動しています。
向き合っている社会課題
日本には、自由に遊び、学び、人と関わりながら成長するという当たり前の日常を持ちにくい子どもがいます。重い病気や障がいのために、外出や通学、友人との交流が難しい場合も少なくありません。楽しい予定を立てても、体調や医療の都合であきらめることがある。本人のつらさに加えて、家族もまた不安や疲れを抱えます。 親は、看病と仕事、家事、きょうだいの世話の間で揺れます。きょうだいは、さびしさを言葉にできないまま我慢してしまうことがある。周囲に悪気はなくても、何に困っているのか理解されにくい。そうして、家庭が地域から少しずつ離れていくことがあります。 課題が続く理由のひとつは、治療を支える仕組みはあっても、暮らしを支える場がまだ十分ではないからです。病院で命を守ることはできても、家族が心をゆるめる時間までは届きにくい。こどもホスピスが日本でまだ少ないことも、その背景にあります。
主な活動
この団体は、子どもと家族の「できたらいいな」を形にしようとしています。活動は大きく分けると、次のようなものです。 子どもが主役になれる体験の場づくり 心と体が少し休まる憩いの時間づくり 家族が思い出や気持ちを語れる場づくり 闘病中から旅立ちのあとまで続く支え合い 千葉にこどもホスピスをつくるための基盤づくり 大事なのは、単発のイベントを開くだけではないことです。体験の場は、子どもに「自分で選べた」「楽しかった」という記憶を残します。家族にとっては、医療の話だけで一日が終わらない時間になる。そうした小さな時間の積み重ねが、孤立を和らげます。 また、旅立ったあとの家族への支えにも目を向けている点は見過ごせません。悲しみは、儀式が終われば消えるものではないからです。話せる場所があることは、残された家族にとって大きな助けになります。
特徴
ここが印象的なのは、子ども本人だけでなく、きょうだいと家族全体をひとつの単位として見ていることです。病気のある子だけを支えるのではなく、その子を囲む生活まるごとを支えようとしている。そこに、こどもホスピスの考え方の深さがあります。 もうひとつは、千葉にその拠点を根づかせようとしている点です。必要な人をその場で助けるだけでなく、地域の中に長く続く選択肢をつくろうとしている。これは福祉の活動であると同時に、地域社会の形を変える試みでもあります。 代表を務める小川純子さんは、長く小児がんの子どもと家族を支えてきた経験を持っています。現場を知る人が始めた活動だからこそ、理想だけでなく、家族の現実に足をつけている。制度のすき間に落ちやすい思いを、地域の課題として見える形にしているところに、この団体の強さがあります。 支援や関わり方 社会課題に関わると言うと、大きな決意が必要に思えるかもしれません。けれど、できることは意外と身近です。寄付や募金で活動を支える。会員として継続的に応援する。ボランティアとして場づくりに関わる。こうした関わり方は、どれも子どもや家族の時間を支える力になります。 大切なのは、専門職でなくても関われることです。話を知ること。周囲に伝えること。地域にこういう場所が必要だと理解すること。それも立派な参加です。支援は、お金や労力だけではありません。無関心でいないことも、社会を