その他所轄庁が認めた事業、保育所、収益事業、地域包括支援センター(介護予防ケアマネジメント)、地域包括支援センター(介護予防)、地域包括支援センター(基本事業) ほかを運営。
どんな団体か
この団体の軸にあるのは、「アートで何ができるのか」を考え続ける姿勢だ。支援の対象は、障がいのある人と、病気の子どもたち。けれど、ただ作品をつくらせる場を用意するだけではない。表現する人、受け取る人、地域、病院、学校、企業をつなぎながら、だれもが関われる形を探っている。
向き合っている社会課題
障がいや病気があると、生活の中から選べるものが少なくなりやすい。たとえば長期入院の子どもは、家でも学校でもない場所で日々を過ごす。予定は治療が中心になる。気持ちが沈んでも、うまく言葉にできないことがある。親も不安を抱えたまま過ごし、家族みんなの時間が病気に引っぱられていく。 障がいのある人の側にも、見えにくい壁がある。表現する力があっても、作品を発表する場や仕事につながる回路が少ない。福祉の現場に閉じたままだと、社会の側はその魅力に気づきにくい。すると「できること」より先に「支援が必要な人」という見方だけが強く残ってしまう。 課題が続く理由の一つは、こうした活動が利益になりにくいことだ。同団体の支援ページでも、社会に必要でも企業が手を付けにくい事業や、行政が動きにくい緊急性と柔軟さを求められる事業を、NPOが担っている現実に触れている。しかも、活動資金が少ないNPOは少なくない。必要性は高いのに、続ける土台が弱い。このねじれが、地域の中に残っている。 アートコネクトしずおか
主な活動
ここでは、アートを「作品づくり」だけにとどめていない。生活や気持ち、地域との接点を広げる手段として使っているのが特徴だ。主な取り組みは、次のようなものだ。 アートコネクトしずおか 病院内でのアートワークショップ 長期入院の子どもたちや病院内学級の子どもたちに向けて、美術家や学生、プロのデザイナーが関わる授業や制作の時間を届けている。治療中心の毎日に、自分から手を動かす時間が生まれる。 アートコネクトしずおか 病院ロビーでのコンサートや表現活動 子どもだけでなく、家族や医療者も過ごす場所に音楽や表現の時間を持ち込み、不安が続く空気をやわらげる。病院という場に、少し別の呼吸を入れる活動だ。 アートコネクトしずおか 障がいのある人の作品展示やアート活用 展示会の開催、病院や地域空間でのアート活用、ヒーリングアートの取り組みなどを行っている。作品を内輪で終わらせず、社会の中に置き直している。 アートコネクトしずおか デザインやマーケティングを組み合わせた支援 学生やデザイナーと障がい者事業所が組み、授産品のデザイン提案や広報の工夫にも取り組む。表現を仕事や価値につなげる視点がある。 アートコネクトしずおか 継続的に集まれる自主事業 毎月のデッサン会のように、絵を描くことを楽しむ場も持っている。単発の催しだけでなく、続けて通える場があるのは大きい。 アートコネクトしずおか
特徴
印象に残るのは、支援する側とされる側をきっちり分けないことだ。美術家、学生、デザイナー、演奏家、企業、病院、地域の人たちが入り混じる。障がいのある人や病気の子どもたちを「受け身の存在」として置かず、表現の担い手として社会につないでいる。 もう一つは、活動の射程が広いことだ。病院の中のワークショップだけでなく、展示、デザイン、地域企業との連携、仕事づくり、人材育成まで視野に入れている。福祉と文化、医療と地域を別々にせず、横につなぐ発想がある。その実践が評価され、同団体は静岡県文化奨励賞を受賞している。芸術活動としても、地域文化への貢献としても見られているわけだ。 アートコネクトしずおか そして、寄付の説明でも、活動を単発で終わる特別なものではなく、「当たり前の文化」にしていくと明記している。この視点は静かだが強い。目の前の一回を大切にしながら、地域の仕組みまで変えようとしているからだ。 アートコネクトしずおか 支援や関わり方 こうした活動は、遠くから眺めるだけのものではない。関わり方はいくつもある。 寄付は、その一つだ。個人賛助会員は年会費一口3,000円から、法人賛助会員は一口30,000円から参加できる。継続的な支えは、病院や福祉の現場で活動を続ける土台になる。 アートコネクトしずおか お金だけではない。仕事の依頼という形でも応援できる。ここでは広告や広報、デザイン、制作の仕事を