きょうだい児預り(区)、その他所轄庁が認めた事業、スポーツ振興事業、一般相談支援、公益事業、区市町村障害者就労支援事業すきっぷ ほかを運営。
どんな団体か
1.イラクおよび周辺国の人々への医療支援活動及びそれに準ずる人道支援活動 2.イラクおよび周辺国における人道支援活動に関わる団体間の調整並びに協力に関わる活動 3.イラクおよび周辺国における医療及び人道・復興の状況に関する調査・研究・提言活動 4.イラク医療支援団体の能力向上のための活動 5.イラクおよび周辺国に関する理解と情報を共有するための諸活動 6.国内外を問わず放射能汚染から人々を保護するために必要な諸活動 7.上記の目的を達成するために必要なその他の活動
向き合っている社会課題
小児がんや白血病は、早く見つけて適切に治療できれば助かる可能性が高い病気です。日本では治療技術が進み、多くの子どもが回復できるようになってきました。けれど、同じ病気でも、医療の環境が違えば結果は大きく変わります。 イラクでは、長い戦争と経済制裁の影響で、病院の設備が古くなり、薬の不足も続いてきました。戦争が終わったからといって、すぐに医療の現場が立て直されるわけではありません。建物が残っていても、中で動く仕組みが弱っていれば、十分な治療はできないのです。 困っているのは患者本人だけではありません。家族は、通院にかかる時間やお金、治療を続けるための生活費、先の見えない不安を抱えます。難民となった人たちは、そもそも安心して医療を受けられる場所を見つけること自体が難しい場合もあります。妊産婦や子どものように、早い支援が必要な人ほど、その壁の前で立ち止まりやすいのが現実です。 課題が続く理由は、一つではありません。医療の専門職が足りない。機材や消耗品が十分に入らない。安全な移動が難しい地域がある。国際社会の関心が薄れると、支援も先細りになりやすい。しかも、がんのように長い治療が必要な病気は、緊急支援の場では後回しにされがちです。命に関わるのに、すぐ結果が見えにくいからです。 だからこそ、この分野を粘り強く支える存在が必要になります。
主な活動
この団体の活動は、広く見えますが、軸ははっきりしています。現場の命を支えつつ、長く続く問題にも向き合うことです。 イラクの小児がん支援 バグダッド、バスラ、アルビルなどの病院に、医薬品や医療器材、消耗品を届けています。あわせて、人材を育てる取り組みも進めています。物を送るだけで終わらせず、治療を支える力を現地に残そうとしている点が大きいところです。 難民支援 シリア難民やイラク難民、過激派組織の被害を受けた女性たちなど、厳しい状況に置かれた人たちが医療を受けられるよう支援しています。避難生活では、病気や出産のケアが後回しになりやすく、その遅れが命に関わることもあります。 福島支援 放射能の不安を抱える子どもたちのために、放射能の見える化、検診、保養を行う地域の団体や個人を支えています。一見するとイラク支援とは別の活動に見えますが、「子どもの健康が社会の大きな出来事で傷つけられる」という点では地続きです。 アドボカシー 少し難しい言葉ですが、社会に働きかける活動のことです。現場で起きていることを伝え、政策や世の中の見方を変えていく取り組みです。支援だけでは追いつかない問題に対して、声を届ける役割を担っています。 活動報告を見ると、病院の支援だけではなく、学校での啓発や絵本の読み聞かせ、子どもたちが安心して過ごせる場づくりも続けられています。治療は薬だけで成り立つものではありません。子
特徴
同じように海外支援を行う団体はありますが、ここには印象に残る特徴がいくつかあります。 一つは、小児がんという見落とされやすい分野を支えてきたことです。災害や紛争の支援では、食料や水、避難所の確保に注目が集まりやすいものです。もちろんそれも欠かせません。ただ、がんや白血病の治療は、そこで終わりません。長い通院と継続した治療が必要です。目立ちにくいけれど、放っておけない。その部分に光を当ててきました。 もう一つは、子どもたちを「かわいそうな存在」だけで描かないことです。ここでは、子どもたちが描いた絵を大切に使っています。病気の当事者である前に、一人の表現する人として見る。その姿勢には、支援する側とされる側を固定しないやわらかさがあります。助けるために見るのではなく、対等な人として出会おうとする感じがあるのです。 さらに、現場の声を政策提言につなげようとしている点も見逃せません。薬や器材を届けるだけでは、同じ困難が何度も繰り返されます。戦争や核に関わる問題、国際社会の責任、支援のあり方にまで視野を広げているからこそ、この団体の活動は単発で終わりません。静かですが、社会への影響は小さくないと思います。 支援や関わり方 社会貢献に関心があっても、自分に何ができるのか分からない。そう感じる人は多いはずです。けれど、この団体への関わり方は、特別な知識がなくても考えやすいものがあります。 たとえば