きょうだい児預り(区)、その他所轄庁が認めた事業、スポーツ振興事業、一般相談支援、公益事業、区市町村障害者就労支援事業すきっぷ ほかを運営。
どんな団体か
この団体の名前にある「アディクション」は、病的な依存のことです。薬物だけでなく、さまざまな依存の問題を考える言葉ですが、ここでは特に薬物依存からの回復支援に力を入れています。
向き合っている社会課題
薬物依存については、今も誤解が根強く残っています。「一度でも使ったら終わり」「厳しく罰すれば解決する」といった見方です。もちろん法に触れる行為は軽く扱えません。ただ、それだけでは回復につながりにくいのも現実です。取り締まりの後に支援がなければ、孤立が深まり、再び同じ苦しさに戻ることがあるからです。 当事者が困るのは、使用そのものだけではありません。住む場所を失う。仕事が続かない。家族との関係が壊れる。相談できる相手がいない。病院や支援機関につながるまでにも大きな壁があります。自分から助けを求める力が落ちている人ほど、支援の入口に立つことが難しいのです。 家族にも別の苦しさがあります。本人を信じたいのに、裏切られた経験が重なる。助けたいのに、何をすればいいのか分からない。近所や学校、職場の目を気にして、外に相談できない人もいます。依存の問題は、本人と家族の両方を静かに追いつめていきます。 課題が続く理由の一つは、支援が分かれすぎていることです。医療、福祉、司法、地域の居場所。それぞれに役割はありますが、必要な人ほど、その間を行き来する力がありません。ここをつなぐ存在がないと、支援の網からこぼれてしまいます。
主な活動
この団体は、依存の問題を一つの窓口だけで見ません。いくつかの方法を組み合わせて支えています。 薬物事犯者への司法サポート 逮捕や裁判の場面で終わらせず、その後の回復につながる支援を考えます。法の問題と生活の立て直しを切り分けずに見る姿勢が大きいところです。 家族教室の開催 家族が依存について学び、同じ悩みを持つ人と出会える場です。責めるか、助けるかの二つだけではない関わり方を知るきっかけになります。 電話や来所での相談 どこに話せばいいのか分からない人にとって、最初の入口はとても大事です。名前を出しにくい悩みでも、話し始める場所があることは大きな支えになります。 研究や啓発 現場の経験を言葉にし、社会に伝える活動です。依存をめぐる誤解を減らし、支援の必要性を広げていく役割があります。 国際協力や人材育成 国や分野をまたいで知見を集め、支援の質を高めようとしています。支える人を育てることも、長い目で見れば重要な活動です。 このほか、回復支援の現場とつながりながら、本人が地域の中で生き直していく道を探っています。単発の相談で終わらず、その先の生活に目を向けている点が印象に残ります。
特徴
ここが大切にしているのは、依存の問題を「本人の失敗」で閉じないことです。医師や弁護士、研究者、教育関係者、報道に関わる人など、異なる立場の専門家が関わってきた背景があり、見る角度が一つではありません。医療だけ、法律だけという考え方に寄りかからず、回復に必要な条件を広く探ってきました。 もう一つの特徴は、司法との接点を持ちながらも、支援の視点を失わないことです。薬物の問題は、取り締まりの場面で社会に見えることが多くあります。そのとき「処分の後に何が必要か」を考えられるかどうかで、その人の人生は変わります。ここではその空白を埋めようとしてきました。 また、家族への支援を続けている点も見逃せません。本人が支援を拒んでいる段階でも、家族が学び、孤立を和らげることには意味があります。家族が少し落ち着くことで、関係がこじれすぎるのを防げることもあるからです。 社会的な影響という面では、現場の知見をためて発信しているところに強みがあります。回復支援は、目立つ成果だけでは測れません。けれど、相談の場、学びの場、つなぎ役が積み重なることで、依存をめぐる社会の見方は少しずつ変わっていきます。派手ではなくても、その変化は確かに意味があります。 支援や関わり方 社会課題に関わるというと、特別な資格や強い覚悟が必要に見えるかもしれません。でも、実際には入口はいくつもあります。寄付で活動を支える。会員として継