一時預かり事業、保育所、地域子育て支援拠点事業、子育て援助活動支援事業、小規模保育事業、幼保連携型認定こども園 ほかを運営。
どんな団体か
ここでは、よりよい社会を次の世代へ渡していくことを大切にしています。中心にいるのは、地域で働き、暮らし、責任を担う若い世代です。ただ、自分たちの成長だけを目指しているわけではありません。子ども、家族、地域の人たち、行政、学校、企業など、立場の違う人を結びながら、地域全体を少しずつ前に進めようとしています。
向き合っている社会課題
大きな課題の一つは、地域のつながりの弱まりです。共働き家庭が増え、近所づきあいの形も変わりました。子どもが地域の大人と関わる機会は減りやすく、学校だけでは支えきれない場面もあります。家庭と学校の間にあるはずの「地域」の力が、以前より見えにくくなっています。 もう一つは、体験の差です。自然の中で過ごす時間、異なる立場の人と出会う経験、地域の行事に参加する機会。そうしたものは、子どもの育ちに静かに影響します。けれど、環境によって得られる経験には差が出ます。障害のある人や留学生など、日常で交わる機会が少ない相手と出会わないまま大人になることも珍しくありません。 さらに、地域づくりの担い手不足もあります。人口減少や高齢化が進む中で、まちの行事、防災、交流の場を誰が支えるのか。課題は分かっていても、動く人が足りない。この状況が長く続くと、地域の元気は失われやすくなります。
主な活動
この団体の活動は幅広いですが、軸ははっきりしています。人を育て、地域を動かし、社会に必要なつながりをつくることです。 子どもたちの育成 学校、家庭、地域をつなぎながら、青少年向けの事業を各地で行っています。子どもが地域の中で育つ感覚を取り戻す取り組みです。 スポーツ振興 子どもから大人まで参加できる大会や催しを通じて、心と体の健康を支えています。競技そのものだけでなく、人が集まり、顔を合わせる場になる意味もあります。 ボランティア活動 自然体験キャンプや交流事業のほか、災害時の支援にも関わってきました。助ける側と助けられる側を分けず、同じ場で関わるところに価値があります。 国際交流 海外の青年会議所とのつながりを生かし、交換や交流の機会をつくっています。子どもたちにとっては、世界を遠い話で終わらせない経験になります。 まちづくりと政策への働きかけ 地域の特性を生かした事業に加え、高校生を対象にした政策コンテストなども実施しています。身近な不満や願いを、社会を動かす提案へ変えていく試みです。
特徴
特徴は、全国に広がるネットワークと、現場から社会を考える姿勢にあります。地域での活動だけにとどまらず、研究会議や政策を考える場も持っている点が印象的です。たとえば、ウェルビーイングをテーマにした共同プロジェクトでは、人がどうすればよりよく生きられるかを、地域の実感と結びつけて考えています。 高校生向けの政策甲子園も、この団体らしい取り組みです。大人が決めた課題を学ぶだけではなく、若い世代が自分の言葉で社会を考える機会をつくっているからです。子ども向け事業、交流活動、地域づくり、人材育成がばらばらではなく、次の担い手を育てる流れとしてつながっています。 地域の困りごとは、一つのイベントで解決するものではありません。けれど、関わる人を増やし、考える人を育て、動ける人を各地に生み出していく。その回り道のような仕事が、長い目では大きな社会的な力になります。 支援や関わり方 社会課題に関わる方法は、寄付だけではありません。ここでは会員として継続的に関わる道があり、ボランティアとして活動に参加する形もあります。地域の催しに顔を出す、人の話を聞く、運営を手伝う。そうした関わり方でも十分に意味があります。 たとえば、子ども向け事業の手伝いなら、特別な資格がなくてもできることがあります。受付、見守り、準備、片づけ。国際交流なら、相手の文化に関心を持つこと自体が力になります。地域づくりの場では、自分の