(1)地球緑化のためのボランティア及び専門家の派遣 (2)緑のふるさと協力隊事業等にかかわる実践教育及び研究調査事業の推進 (3)広報PR事業の推進
どんな団体か
この団体の使命は、暮らしを支える自然の豊かさを守り、その大切さを広め、自然とともにある社会を実現することです。言いかえると、自然を一部の専門家だけの問題にせず、日々の生活に欠かせないものとして守っていこうという考えです。
向き合っている社会課題
いま日本では、絶滅危惧種が増えています。森や里山は手入れをする人が減り、海辺では砂浜の減少が進んでいます。こうした変化は別々の問題に見えて、実はつながっています。人と自然の関係が弱くなっていることが、背景にあるからです。 たとえば、子どもの自然体験が減ると、土や水、生きものに親しむ感覚が育ちにくくなります。大人になってからも、自然を守る必要性を自分のこととして受け止めにくい。地域でも、昔は当たり前だった見守りや手入れが続けにくくなっています。担い手が減れば、自然は急に壊れるのではなく、少しずつ弱っていきます。 制度や開発のあり方も課題です。経済活動やまちづくりが必要なのは確かです。ただ、その計画の中で自然への影響が軽く見られると、失われた環境は元に戻しにくい。自然の価値が数字になりにくいぶん、後回しにされやすいのです。だからこそ、現場の声と科学的な調査の両方が必要になります。
主な活動
ここでは、大きく分けて次のような活動が行われています。 自然とふれあう機会を増やす活動 子どもや市民が自然の中で学び、楽しめる場を広げています。自然を守る人を育てる土台になる取り組みです。 絶滅危惧種と生息地を守る活動 数が減っている生きものだけでなく、その生きものが生きていける場所まで守ろうとしています。 森林、里山、海辺などの保全 地域の自然をどう残すかを、現場に近い人たちと一緒に考え、支えています。 調査研究と政策への提案 現地で集めた情報をもとに、行政や企業にも働きかけます。守るだけでなく、社会の仕組みを変えていくための活動です。 こうして見ると、単に自然を「見守る」団体ではないことがわかります。体験の場づくりから、専門的な調査、社会への提案までを一つの流れで進めている点に意味があります。
特徴
印象に残るのは、地域の自然保護と社会全体の仕組みづくりを切り離していないことです。現場で起きていることを調べ、地域の担い手を育て、その知見を政策提言にもつなげていく。この流れがあるため、一時的な活動で終わりにくい強さがあります。 また、自然保護を特別な人のものにしない姿勢も大きな特徴です。自然とのふれあいの機会を増やすことを重視しているのは、そのためでしょう。守る人を増やさなければ、自然保護は長続きしません。子どもの体験、地域の学び、専門家の調査がばらばらではなく、同じ方向を向いているところに、この団体らしさがあります。 さらに、企業や自治体、研究機関とも連携している点も見逃せません。自然の問題は、一つの団体だけで解決できるものではありません。だからこそ、社会のさまざまな立場をつなぎながら動く姿勢が、長い目で見て大きな力になります。 支援や関わり方 社会課題に関心があっても、自分に何ができるのか分からないと感じる人は少なくありません。ここでは、その入り口がいくつか用意されています。 寄付という形で支える方法があります。活動を継続するための大切な土台になります。会員として関わる形もありますし、イベントや学びの機会に参加して、自然の現状を知ることから始める人もいるでしょう。ボランティアや地域の活動にふれることは、自然保護を遠い話から身近な実感へ変えてくれます。 大げさなことをしなくても