小規模保育事業、社会福祉事業に関する助成、移動支援事業、老人居宅介護等事業(訪問介護)、計画相談支援、障害福祉サービス事業(共同生活援助) ほかを運営。
どんな団体か
この団体の中心にあるのは、「安心して過ごせること」と「興味や関心を深められること」です。子どもが自分で学び、育つ力を信じ、その力が出てくる環境を整えようとしています。
向き合っている社会課題
不登校の課題は、単に学校を休んでいることではありません。家から出られない日が続くと、人と話す機会が減ります。生活のリズムも乱れやすい。勉強の遅れへの不安も出てきます。本人は怠けているのではなく、傷つきながら立ち止まっていることが少なくありません。 それでも社会には、「学校に戻るのが正解」という空気がまだ強くあります。そのため、子ども本人も家族も焦りやすい。支える側である保護者が孤立することもあります。制度があっても、情報が届きにくかったり、利用のしかたがわかりにくかったりする壁もあります。 問題が長く続くのは、子どもの困りごとが見えにくいからです。教室に行けない理由は一つではありません。人間関係、学習への不安、感覚の過敏さ、家庭の事情。いくつもの要因が重なることもあります。だからこそ、本人の話を急がずに聞き、その子に合う関わり方を探す場が必要になります。
主な活動
ここでの活動は、子どもを一つの型にはめるものではありません。自由さを大事にしながら、日々の居場所を支えています。 安心して過ごせる居場所づくり みんなで過ごしても、一人で静かに過ごしてもいい。無理に何かへ参加する必要はありません。 自分で選べる日々の過ごし方 来る日や時間、参加する内容、過ごし方を自分で決められます。選ぶ経験そのものが、自信の回復につながります。 興味や得意を伸ばす関わり ゲーム、マンガ、音楽、お絵描き、料理、スポーツ。夢中になれることを否定せず、学びの入口として大切にしています。 相談や見学の受け入れ 本人だけでなく、家族が不安を抱えたときにも、話を聞いてもらえる場があることは大きな支えです。 こうした活動の意味は、子どもを「学校に戻す対象」とだけ見ないところにあります。安心があってこそ、次の一歩を考えられる。学びも人との関わりも、そのあとに育っていくものです。
特徴
新宿アレーズの特徴は、何かを強制しない姿勢がはっきりしている点です。多くの支援の場では、良かれと思って予定や目標が先に置かれることがあります。けれど、ここではまず安心が優先されます。それは遠回りに見えて、実は土台をつくる方法です。 もう一つ印象に残るのは、「やりたいこと」を軽く扱わないことです。大人から見ると遊びに見えることでも、子どもにとっては世界とつながる大事な入口かもしれません。好きなことに夢中になれる力を、学びの芽として受け止める。この見方は、とても大きいと思います。 さらに、このようなフリースクールの存在は、社会への問いかけにもなっています。学校だけが唯一の学びの場なのか。子どもの成長を測るものさしは一つでいいのか。現場で子どもたちと向き合う実践そのものが、教育のあり方を静かに広げています。 支援や関わり方 社会課題に関心はあっても、自分に何ができるのかわからない。そう感じる人は多いはずです。けれど、関わり方は特別なものばかりではありません。 この団体には、寄付やサポートの形で関わる方法があります。日々の運営を支える力になりますし、子どもたちの居場所を続けていく土台にもなります。ボランティアとして関わる道もあります。子どもと接する経験が豊富でなくても、まず関心を持つことから始められます。 身近なところでは、不登校について決めつけて話さないことも大切です。「甘え」や「逃げ」