きょうだい児預り(区)、その他所轄庁が認めた事業、スポーツ振興事業、一般相談支援、公益事業、区市町村障害者就労支援事業すきっぷ ほかを運営。
どんな団体か
この団体の名前には、「言葉をつむぎ、心をつなぐ」という意味が込められています。目指しているのは、見た目で判断されず、誰もが一人の人として意思を尊重される社会です。
向き合っている社会課題
大きな課題は、障害そのものだけではありません。周囲の思い込みです。話せないなら理解も難しいだろう。反応が少ないなら気持ちも薄いのだろう。そう決めつけられると、学校でも地域でも、本人の希望が置き去りになりやすくなります。 NPO法人こつこつ しかも、思いを伝えるには方法と支えが必要です。指で文字を示す、文字盤を使う、表情や視線を読み取る、支援機器を使う。こうした手段があっても、周囲が知らなければ会話は始まりません。時間がかかるやり取りを待てる人が少ないことも、日々の壁になります。 すると、進学や仕事、住まい、余暇の過ごし方まで選択肢が狭くなる。本人に力がないのではなく、社会の側に受け止める準備が足りていない。ここが、長く続いてきた難しさです。 NPO法人こつこつ
主な活動
ここでは、言葉を伝えるための練習だけで終わりません。暮らしそのものを広げる活動を続けています。主な取り組みは次の通りです。 NPO法人こつこつ 学習会サロン 介助付きコミュニケーション方法を学び、使っていく場です。支援機器の活用も含め、思いを表す力を育てています。教養講座や芸術鑑賞、住まいについて考える学びもあり、「伝えられる」先の人生まで見つめています。 NPO法人こつこつ よりみちサロン 障害のある人もない人も一緒に楽しむ交流の場です。音楽療法やコンサートを通じて、年齢や立場をこえて出会いが生まれています。 NPO法人こつこつ 普及啓発事業 本の制作や配布、大学や施設、企業などでの講演、体験会を行っています。重い障害のある当事者と語り合う「てつがくカフェ」も開き、知らなかった人が理解に近づく入口をつくっています。 NPO法人こつこつ
特徴
印象に残るのは、「話せるようにする支援」だけを目的にしていないことです。言葉をつむぐことを通して、その人がその人らしく生きることを支えようとしている。そこに、この団体らしさがあります。 また、当事者が活動の受け手にとどまらず、企画や発信の担い手になっている点も大きいところです。子どもとの交流事業も、出版も、普及の取り組みも、本人たちの声が中心にあります。社会に合わせてもらうのではなく、社会の見方を変えていく。その向きがはっきりしています。 大学や施設、企業への講演や体験会は、福祉の外側にも影響を広げます。ひとりの暮らしを支える活動が、結果として学校や地域、職場の理解を少しずつ変えていく。派手ではなくても、その積み重ねは社会の土台を静かに動かします。 NPO法人こつこつ 支援や関わり方 関わり方は、思っているより広くあります。寄付や賛助会員として支える方法がありますし、イベント運営や記録整理、準備作業などのボランティアもあります。障害分野の経験がなくても参加できるように案内されていて、学生から社会人まで幅広い人が関わっています。東京都新宿区を中心にした活動のほか、オンラインで開かれる場もあります。 NPO法人こつこつ 大切にされているのは、無理をしないことです。得意なこと、苦手なことを持ち寄りながら、人と人として出会っていく。その姿勢があるから、支援する側とされる側に線を引きすぎずに