この団体が目指しているのは、貧困や差別、暴力のために学ぶ機会を失った子どもや若者が、将来を選び取れる社会です。対象になるのは、発展途上国のストリートチルドレン、人身売買の被害にあった子ども、支援の網からこぼれやすい青少年…
どんな団体か
この団体が掲げるのは、不登校や引きこもり、高校中退の状態にある子どもたちに、安心できる居場所と学び直しの機会を届けることです。目の前の卒業だけを急がせるのではなく、生活リズムを整え、自信を取り戻し、自分で進路を選べるところまで支える姿勢が土台にあります。教育理念として、規則正しい生活、自信、自律、そして社会に貢献する未来が示されています。
向き合っている社会課題
不登校の子どもは、決して少なくありません。高卒支援会の案内でも、中学校ではクラスに1人ほど不登校の生徒がいるという問題意識が示されています。数字だけを見ると遠い話に見えても、実際にはどの地域にも起こりうることです。 認定NPO法人高卒支援会 苦しさは、学校へ行けないことだけではありません。家にいる時間が長くなると、会話や外出、勉強の機会が減ります。生活のリズムが乱れ、自信を失い、人と関わること自体が怖くなることもある。そうなる前に支えが届けばよいのですが、本人も家族も「どこへ相談すればいいか分からない」まま時間が過ぎてしまいがちです。制度があっても、そこへたどり着くまでの案内が十分とは言えません。 さらに、学校に合わなかった経験をした子どもは、「また失敗するのでは」と身構えやすいものです。普通の教室に戻ることだけが正解のように見える社会では、別の学び方を選ぶことにためらいも生まれます。課題が長引く背景には、本人の問題ではなく、合わない場所からいったん離れた人を受け止める仕組みの薄さがあります。
主な活動
同団体の取り組みは、居場所づくりから進路支援まで、生活に近いところを丁寧に支えているのが特徴です。 認定NPO法人高卒支援会 認定NPO法人高卒支援会 フリースクールの運営 平日の日中に通える場を開き、無理のないペースで登校できるようにしています。週5日だけでなく、週3日や週1日からでも始められる柔らかさがあります。 認定NPO法人高卒支援会 通信制高校のサポート レポート作成、スクーリング、試験など、高卒資格に必要な学びを個別に支えます。高校卒業を目指したいけれど、一人では続けにくい生徒にとって大きな支えになります。 認定NPO法人高卒支援会 家庭訪問を含むアウトリーチ支援 教室に来られない子には、支援する側が近づいていく方法も取っています。外へ出られない段階で関係が切れないことは、とても大事です。 認定NPO法人高卒支援会 イベントや課外活動 教室の中だけでなく、体験を通じて人と関わるきっかけをつくっています。勉強の遅れを埋めるだけでなく、他者と時間を過ごす感覚を取り戻す意味があります。 認定NPO法人高卒支援会
特徴
ここが印象的なのは、「通えないなら待つ」ではなく、居場所、学習、進路、生活習慣を一つながりで支えている点です。子どもが元気になってから勉強を考えるのではなく、生活を整えることも、進学や卒業の支援も、同時に進めていく。だから、小さな変化を次の一歩につなげやすいのだと思います。 活動の幅も広く、新宿、水道橋、池袋、横浜にキャンパスを置き、地域の中で受け皿をつくっています。さらに、認定NPO法人として認定を受けていることは、情報公開や運営面でも一定の基準を満たしているという意味を持ちます。社会の側が支援を託すための信頼にもつながるところです。 認定NPO法人高卒支援会 もう一つ見逃せないのは、子どもを単に「保護される存在」として扱わないことです。ブログでは、居場所や活動をきっかけに毎日登校へ近づいた生徒の声も紹介されています。回復の途中にある若者が、自分の経験を誰かの役に立つ話として語れるようになる。その変化には、本人だけでなく周囲の見方まで変える力があります。 認定NPO法人高卒支援会 支援や関わり方 社会課題への関わり方は、特別な資格がなくても持てます。この団体でも、単発や毎月の寄付、賛助会員としての参加など、続けやすい方法が用意されています。支援金は、居場所の維持や子どもたちへの日々の支援に使われます。 認定NPO法人高卒支援会 関わり方はお金だけではありません。説明会や相談の場を