この団体は、正式には「国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター」といい、イルカやクジラ、そして彼らが生きる海の自然について、学びと調査の両面から向き合っている存在です。名前だけ聞くと、研究機関のように感じる人もいるかもしれ…
どんな団体か
ここでは、テクノロジー分野のジェンダーギャップをなくすことを大きな目標にしています。掲げている使命は、女性の可能性を解き放ち、ともに世界に影響を与えること。目指しているのは、教育と後押しを通じて、技術の分野で性別による差が生まれにくい社会です。
向き合っている社会課題
課題は、単に「女子が理系を選ばない」という話ではありません。 その前に、「女の子は文系」「プログラミングは男子向き」といった思い込みがあります。身近に同じ道を目指す仲間が少ないこともあります。相談できる大人や、仕事の姿を見せてくれる先輩に出会えないまま、自分には関係ない世界だと思ってしまうこともあるでしょう。 一般社団法人Waffle 実際、日本はOECD加盟国の中で、理工系学部に進学する女性の割合が最も低いとWaffleは示しています。しかも、学力の問題では片づきません。15歳時点で科学的な読み解く力が高い女子は多いのに、高校で理系を選ぶ割合、大学で理工農系を選ぶ割合は大きく下がっていく。能力の前に、環境や空気、制度の壁が立っていることが見えてきます。 一般社団法人Waffle この問題が続く理由は、本人の気持ちだけでは変えにくいからです。学校、家庭、企業、社会の見方が少しずつ重なって、進路の幅を狭めてしまう。だから必要なのは、個人を励ますことだけではありません。周囲の仕組みごと動かす視点です。 一般社団法人Waffle
主な活動
同団体の活動は、学ぶ機会を増やすことと、挑戦を続けられる環境づくりの両方に広がっています。たとえば、次のような取り組みがあります。 一般社団法人Waffle 中高生向けのプログラミング体験やキャンプ IT業界で働く女性によるロールモデル講演 女子中高生向けアプリコンテスト「Technovation Girls」の日本での運営 中高生向けの継続的なオンライン学習プログラム 大学生・大学院生向けのキャリア支援プログラム 2024年度には、中高生向けのWaffle Campを全国6都市で開き、オンラインの定期プログラム「Waffle Club」も始まりました。さらに、Technovation Girlsには全国から約440人が参加し、130人を超えるメンターが支えています。大学生向けのWaffle Collegeでは101人が参加し、テックキャリアコース修了者の中からインターンや内定につながった人も出ています。数字だけで見ても、入口づくりから進路支援までが一本につながっていることが分かります。 一般社団法人Waffle
特徴
この団体の特徴は、プログラミングを教えるだけで終わらないところです。 技術を身につけることはもちろん、自分で選ぶ力、行動する力、仲間とつながる力まで含めて支えようとしています。言い換えるなら、「できるようになる」だけでなく、「自分にも進めると思えるようになる」ことを大事にしているのです。 一般社団法人Waffle もう一つの特徴は、社会全体の構造にも目を向けている点です。生徒や学生への教育に加え、保護者や先生、企業、大学、行政、社会の空気にも働きかける考え方を取っています。政策提言や発信も続けており、個人の背中を押す活動と、仕組みを変える動きを同時に進めています。ここに、他の学習支援団体とは少し違う重心があります。 一般社団法人Waffle 技術の分野に多様な人が入ることは、当事者の進路の話だけではありません。誰が作る側にいるかで、社会に出てくるサービスや製品の見え方も変わります。偏りの少ない開発につながるという意味で、影響は静かですが大きいものです。 一般社団法人Waffle 支援や関わり方 社会課題に関心はあっても、何をすればいいのか分からない。そんな人でも、関わり方はいくつか考えられます。 寄付で活動を支える方法があります。学びの場を広げる土台になります。ボランティアやメンターとして関わるなら、進路に迷う若い世代にとって、身近な大人の存在そのものが力になります。イベントに参加